江崎内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成29年12月1日

(平成29年12月1日(金) 9:30~9:32  於:中央合同庁舎第8号館1階S103記者会見室)

1.質疑応答

(問)朝日新聞、永田です。
 日本海の沿岸で北朝鮮船籍と見られる木造船の漂着が相次いでいると思うんですけども、昨日まで行われた予算委の中で総理が、「工作員が乗っている可能性があり、しっかり対応したい」というような答弁があったと思うんですけども、これは海洋政策の安全保障といった面にも絡んでくることだと思いますので、そこについて、今回のこういった事象の大臣の受け止めと、何か対策などお考えが現時点であるのであれば教えていただけたらと思います。
(答)最近随分多くなっているようです。生存者あり、亡くなっている人もいます。生存者は、警察が今どういった状況かを調査中ということは承知しておりますが、具体的な状況や、実際漁民なのか、脱北者なのかどうかといったことはまだ私の知るところでありません。いずれにしろ、外交を通して、また警察のいろいろな聴取等で明らかになってくると思いますので、私からお答えするにはまだ早いかと思っております。
(問)共同通信の中田です。
 昨日、翁長沖縄県知事が、辺野古への移設工事で使っている国頭村の奥港について、使用許可の取消しも含めて検討しますという話をなさっているとして、工事に影響が出る可能性もなきにしもあらずかと思われるんですが、こちらの動きについてどう思われますか。
(答)御存じのように、防衛省において、辺野古移設に当たり引き続き関係法令に基づき、自然環境や住民の生活にも最大限配慮して所要の工事を進めていくものと承知しております。

(以上)