比較法国際アカデミー第20回国際会議開会式に出席

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比較法国際アカデミー第20回国際会議開会式で挨拶をする松山大臣

 秋篠宮同妃両殿下ご臨席の下で開催された「比較法国際アカデミー第20回国際会議(The 20th Congress of the International Academy of Comparative Law)」の開会式に科学技術政策担当大臣として松山大臣が出席しました。この会議は、比較法国際アカデミー(The International Academy of Comparative Law: IACL)が1932年から4年に一度開催しているもので、今回、初めての日本開催となります。日本学術会議が比較法国際アカデミー第20回国際会議組織委員会と共同して主催し、「法学のフロンティア~国際比較と現代的課題」というテーマで、75か国・地域からの約640人の参加者を予定しています。
 7月23日の開会式において松山大臣は、来賓として次のような祝辞を述べました。
 「日本国政府は『第5期科学技術基本計画』において、遺伝子診断、再生医療、AI等、先端科学技術の社会実装に際して、倫理的・法制度的な課題が生じ、社会としての意思決定が必要になる場面が増加しつつあると指摘しています。各国の法制度にも差異があり、このような新しい課題に対処し、社会変革の実現を行うためにも比較法は有用であり、国際協調・国際協力を通じてより強力に、一層推進していくべきものです。このため、私といたしましても本国際会議における活発かつ先進的な発表、討論を期するものであります。」