松山内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成30年2月27日

(平成30年2月27日(火) 9:11~9:17  於:中央合同庁舎第8号館1階S101記者会見室)

1.発言要旨


 私の方から1点報告がございます。
 子供の貧困対策の担当として報告いたします。お手元に配付しておろうかと思いますが、株式会社イトーヨーカ堂並びに株式会社セブン&アイ・フードシステムズの御協力によって、3月1日から3か月間、イトーヨーカドーの全店舗のレジ、またデニーズの全店舗のレジの方に、子供の未来応援基金の募金箱が設置されるということになりました。
 昨年、一昨年もイトーヨーカドーには御協力を頂いておりまして、3年目の今年もやっていただけるということでございます。デニーズの方は初めてでございますが、大変有り難く、実施をしていただけるということになりました。
 一人でも多くの方に、支援の輪に加わっていただければ大変うれしく思っております。
 私からは以上でございます。

2.質疑応答

(問)科学新聞の中村です。
 先日の記者会見でもお伺いしたんですけれども、先日の記者会見で、SIPの新規課題について今月中には是非選定したいということをおっしゃっていたんですが、その後どうでしょうか。
(答)SIPの新規課題については、SIPのガバニングボードなどで検討を行ってきております。3月上旬には課題候補を確定してプログラムディレクターの公募に入りたいと思っております。
 これらの課題候補について、最終的には次回のCSTIの本会議で決定される見込みでありまして、これも3月中には何とか決めたいと思っております。
(問)日経新聞の猪俣です。
 宇宙政策でお伺いします。いよいよ3月3日にISEF2がありますけれども、それに先駆けたサイドイベントが明後日から始まります。御出席の予定ですとか二国間協議の御予定があれば教えてください。
(答)3日に開催されるISEF2でありますが、国際宇宙探査に関心を持つ各国の閣僚級の方々が御出席いただく予定でありまして、我が国及び各国にとっても大変有意義な会合になると期待をしているところでございます。私としても、多くの各国の参加者と積極的に意見を交換したいと考えております。
 ISEF2の方では、今後の国際宇宙探査の方向性について共同声明を取りまとめるということも考えておりますが、我が国としても具体的対応を検討していきたいと思っております。
 お話のサイドイベントでありますが、前日の2日に、内閣府が中心となってI-ISEFを開催いたします。産業界を中心に、この日は議論をしたいと思っておりまして、宇宙探査に関心を持ってもらういい機会にしたいと考えております。宇宙探査に参画する機運というものが、この日に、これをきっかけにまた高まるようにしっかり準備を進めていきたいと思っておるところでございます。
 かなり各国からも、ボーイング社でありますとかスペースXとかアイスペース等々いろいろな方々、日本からはANAや大林組さん等々いろいろな企業が参加を頂いて、この日は産業界を中心に議論を行いたいと思っているところです。
(問)二国間協議の御予定とか、何か御予定ありますでしょうか。
(答)二国間会談については今調整中でありまして、まだ発表する段階ではないのですが、各国、これまで私も海外でお会いしてきた人などを中心に、今当たっているところでございまして、確定し次第御報告したいと思います。
(問)まだ決まっていないということなんですけれども、大臣の御関心とか意気込みとして、どんな提案をしたいとか、どんなことを先方に聞きたいかどうか、何か今の時点でお気持ちあったら教えてください。
(答)これまでロシアやアメリカでも御関係の方々にお会いしてきましたので、できればそういった方々に直接お会いをして、今回の宇宙探査、こういうことについて突っ込んだ議論をしてみたいというふうに思っているところであります。内容も含めて、今詰めているところでありますので、また後日発表したいというふうに思います。

(以上)