松山内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成30年2月2日
(平成30年2月2日(金) 8:34~8:36 於:官邸3階エントランスホール)
1.発言要旨
おはようございます。
私の方から1点報告ございます。
科学技術政策担当として報告申し上げます。本日の閣議の前に、第1回のイノベーション戦略調整会議を開催いたしました。
これは、昨年末12月25日に総合科学技術・イノベーション会議における総理の指示、また、総理の施政方針演説を踏まえて、関係閣僚連携して、本年夏までに統合的かつ具体的なイノベーション戦略を策定し、速やかに実行に移すために開催したものでございます。
会議におきましては、議長である官房長官から、今回策定する統合イノベーション戦略に向けて、関係司令塔、関係省庁が一丸となって取り組むということ、また、関係大臣におかれては所要の検討体制強化も含め、主体的な貢献及び協力をお願いしたい旨、指示がございました。
これらを踏まえて、今後、関係閣僚と密接に連携・協力しながら、具体的な検討を進めてまいります。
私からは以上でございます。
2.質疑応答
- (問)代表の日本テレビ(高柳)です。
その会議に関連しまして、具体的にどのような戦略を策定される予定かお考えがありましたらお聞かせいただけますか。 - (答)今回は、我が国を世界最高水準のイノベーション国家とするために、達成すべきグローバルな目標をまず設定して、そして基礎研究から社会実装まで一気通貫で戦略を立てるということを想定しております。
具体的には、当面の喫緊の課題であります、Society5.0の基盤構築、もう一点は大学改革、また若手活躍促進、またSIPやPRISMを通じたイノベーションの創出、これらを重点課題として設定をします。具体的な取組を明示をしながら、AI、バイオ、また環境エネルギー、これら先端重要分野に関する取組も盛り込んだ世界最先端の戦略として策定をしていきたいと考えております。
(以上)