小此木内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成30年9月11日

(平成30年9月11日(火) 10:10~10:14  於:官邸3階エントランスホール)

1.発言要旨


 おはようございます。
 この後、平成30年の台風21号による災害に係る政府調査団の団長として、兵庫県と大阪府を訪問いたします。現地では、神戸港と芦屋市の高潮の被害現場、関西国際空港や大阪南部の暴風による被害状況を視察してまいります。また、兵庫県、大阪府のそれぞれの自治体の首長さんたちとの意見交換もする予定であります。被災の現状を自らの目で確認をして、また、被災自治体で災害対応に当たられている関係者の声をお聞きし、現地の課題をしっかりと把握してまいりたいと思います。
 もう一つは、平成30年防災功労者の表彰についてですが、この度、平成30年防災功労者防災担当大臣表彰の受賞者を決定いたしました。全国で発生した災害において住民の安全確保や人命救助、被害の軽減等に御活躍された個人又は団体、防災思想の普及や防災体制の整備に御功績のあった個人又は団体を対象に、13個人、14団体を表彰することといたしました。なお、この表彰については、9月13日に表彰式を行う予定になってます。
 私からは以上です。何かございましたら。

2.質疑応答

(問)日本テレビから2点お願いいたします。
 今、大臣、お話あったように、台風21号の視察で大阪・兵庫と入られるということですけれども、北海道の地震の被害も甚大な中で台風の視察に入られる、その意義について聞かせていただければと思います。
(答)これはもう災害で、大阪を中心とする台風21号も猛烈な風の勢いで、こちらの方も残念ながら人が亡くなっておられるということと、もう何遍も皆さんが報道されましたように、電信柱が折れる、信号がもうグジャグジャになって機能しなくなる、トタン屋根がもう飛び交うというようなこともありまして、例の関西空港からの連絡橋、こういったところも今機能不全となっている状況でありますので、その直後に北海道の大地震が起きて、これも総理が訪問されたところでありますけれども、やはり被害者に寄り添うという政府の基本的な立場からすれば、この大阪の台風の被災地も責任者がしっかりと自らの目で確認をしておきたいということ、そして、先ほど申し上げたように、しっかりと、どのような形で寄り添うことができるかを調査してまいりたいと、こういう思いからであります。
(問)あともう1点、北海道の視察の、今後予定ございますでしょうか。
(答)いろんなことがありますので、まだ決めてはおりませんけれども、まだここで言える段階ではありません。

(以上)