小此木内閣府特命担当大臣繰下げ閣議後記者会見要旨 平成30年8月15日

(平成30年8月15日(水) 10:54~10:57  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 おはようございます。
 二つほどありますが、本日午前12時(午前0時)頃から口永良部島では火山性地震が増加しています。これを受け、気象庁においては10時30分、噴火警戒レベルを4、避難準備に引き上げました。火口からおおむね3キロの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に厳重な警戒をしていただきたいと存じます。
 今後、13時30分に関係省庁災害警戒会議を開催いたします。私も出席をいたします。情報共有を図って、関係機関の対応を確認することとしております。
 地元自治体とも緊密に連携をとり、対応に万全を期してまいります。
 住民の皆様におかれましては、地元の自治体からの情報に十分注意をしていただきたく、早めの安全確保をお願いいたします。
 もう一つですが、国家公安委員会委員長からであります。
 大阪府の富田林警察署において被留置人の逃走の事案が発生をいたしましたことは御案内のとおりだと思います。大変残念な、遺憾なことでありますが、現在、逃走した被疑者の身柄の確保に全力を挙げているものと承知をしております。
 今回の事案を受け、まず警察庁においては、各都道府県警察に対して、留置施設等について点検と所要の措置をとるよう指示したものと承知しており、私としてもこの種事案を二度と発生させないように指導いたしました。
 警察は、言うまでもなく国民の安全安心を確保するという大変崇高な使命と重大な責任として負っております。すべての警察職員の皆さんには、今回の問題を他山の石として、今一度気を引き締め、基本に忠実に、常に緊張感をもって業務に臨んでいただきたいと切に願っております。
 これからまた、先程申し上げた災害ですとか、あるいは暑さも続くということを予想しながら業務を遂行してもらわなければなりません。こういうときに、更に気を引き締めていただくことが必要だと思っています。
 災害につきましても、今お話しした事案にいたしましても、国民の不安を払拭する、取り除くという中で更に努めてまいりたいと思いますし、指導してまいりたいと思います。
 私からは以上です。何かございましたら。

2.質疑応答

(問)なし。
(答)なし。

(以上)