小此木内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成30年6月5日

(平成30年6月5日(火) 9:12~9:19  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 おはようございます。
 私から一つありますが、国土強靱化についてですが、本日閣議前に、第7回国土強靱化推進本部を開催し、現行基本計画の着実な推進に向けて、今年度取り組むべき施策を取りまとめた「国土強靱化アクションプラン2018」及び平成26年6月に閣議決定された「国土強靱化基本計画」の見直しに向けた「脆弱性評価の指針」を決定いたしました。今回のアクションプランでは九州北部豪雨や本白根山の噴火、一連の雪害等、近年発生した災害への対応を踏まえた対策の強化を図りました。
 さらに、国土強靱化地域計画について、特に市町村における策定支援、先進的な企業等を認証する仕組みの普及・拡充、「世界津波の日」の普及啓発等を通じ、国土強靱化の裾野を広げる取組を促進することとしています。
 また、「脆弱性評価の指針」においては、国土強靱化基本計画の見直しの案の作成に当たり実施する脆弱性評価の基本事項が定められ、これに基づいて今後基本計画の見直しが行われます。本日の国土強靱化推進本部において総理より、本年中に基本計画を見直すとの御発言がありましたので、集中的に検討を進めてまいります。
 今後、本日の本部決定に基づき、基本計画の見直しを進めるとともに、今後ともオールジャパンで国土強靱化を進めてまいりたいと思います。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)共同通信の井澤です。おはようございます。
 今御説明あった国土強靱化の関連で、雪害、大雪による被害について、今回新たにアクションプラン、指針ともに新たに盛り込まれましたが、その経緯について教えてください。
 また、雪害については、年内に策定する国土強靱化基本計画にも反映される見通しかと思いますが、一方で4年前に策定された現行の基本計画に雪に関する明確な記載が何もなかったという点で、雪に対するリスク分析が十分だったのか疑問に持つんですけれども、その点の大臣の御見解をお願いします。
(答)まずは、これは東日本大震災、特に大きな地震と津波等に対する脅威といいますかね、恐怖といってもいいんですけれども、そういったものがやはり私たち生活する者、特に東北の皆さんを中心とした大きなものでありましたから、そこを大きなものとして考えたという位置づけだったと思います。
 そこで近年、地方公共団体が策定をする「国土強靱化地域計画」においても、特に積雪寒冷地域を中心として暴風雪や豪雪を重要な課題として取り扱っているものが見られますが、現行計画には、今おっしゃるように位置づけのない課題であったと。これはそのままではいけないという意識もあり、このため今回の基本計画の見直しに当たって、このような地方の課題や取組を国の基本計画にフィードバックする観点から、雪害を新たに起きてはならない最悪の事態として位置づけました。
 私も幾たびか地域を訪れるときに、雪害対策で苦労されている地域がありましたこともあります。こうした中で本年2月、豪雪が発生し、大きな被害が発生したことを受けたと。そこでは私もそういうところに赴いて、実際見てまいりました。
 「アクションプラン2018年」においても、先行して対応できる取組を期待したところであります。脆弱性評価及び基本計画の策定作業においても各省と連携しつつ、こうした取組を更に充実させていきたいと、こういうふうに思っています。
(問)TBSテレビの松井と申します。
 今日で東名高速夫婦死亡事故からちょうど1年になります。この事故はあおり運転の問題に光を当てるきっかけにもなりましたし、これを受けて警察庁では全国で捜査の徹底だとか行政処分を含めた対策というのを、強化を指示して、今も一斉取締りを行っているかと思います。改めてこのあおり運転問題に対する大臣の御認識と、今後の警察の対策について所感をお聞かせください。
(答)改めて6月5日、今日であの忌まわしい事故から、事件といいますかね、1年がたちまして、改めてお亡くなりになりました方の御冥福をお祈りするとともに、残された遺族の方にお悔やみを申し上げたいと思います。御遺族の方の気持ちを思うと、言葉に表すのももう大変なことですが、あのときの憤りをまだ覚えております。改めて、こんなことがあってはならないという思いであります。
 いわゆるあおり運転等の悪質・危険な運転に対しては、様々な手段を講じて抑止していかなければならないという気持ちで、この1年、警察も全国でその思いを共有してきたと承知しています。本年1月に警察庁から都道府県警察に対し通達を出したところであり、また、現在、高速道路におけるあおり運転等の全国一斉指導取締り・啓発活動を実施しています。今後も悪質・危険な運転の抑止に向け、引き続き、総合的な対策に努めるよう、警察を指導してまいります。
 また、国民の皆様におかれましては、もし危険な運転者に追われるなどした場合、これあってはならない話ですけれども、まず安全を確保しつつ、躊躇なく110番に連絡をしていただきたい、直ぐ対応してまいるよう、ここも指導してまいります。

(以上)

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