小此木内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成30年2月9日

(平成30年2月9日(金) 9:16~9:23  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 大雪の件ですが、2月4日頃から日本海側を中心に大雪となり、特に福井県では昭和56年豪雪以来、37年ぶりの記録的な大雪となりました。
 この大雪の影響で、本日午前7時時点で死者6名、重傷者34名などの人的被害が発生しているほか、国道8号の福井・石川県境付近において、最大約1,500台の車両が滞留するなどの被害が生じたところであります。
 今回の大雪により亡くなられた方々に心からお悔やみを申し上げますとともに、被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。
 今回の大雪は峠を越え、また、国道8号における車両の滞留も本日午前1時頃までには解消したところであります。大雪となった地域でも本日は天候が回復しているところが多くなっていますが、除雪作業を行われる際には、一人ではなく家族や近所の方に声を掛けて行うなど、安全確保に十分注意をしていただきたいと思います。
 明日は、全国的に雨が降る予報となっております。気温が平年よりかなり高くなり、雪の多い地域では、雪崩や屋根からの落雪、融雪による水路の増水などに注意が必要です。
 また、その後は、再び強い冬型の気圧配置となり、北日本から西日本にかけての日本海側を中心に、大雪となるおそれがあります。
 これまでの大雪に対する対応状況を確認するとともに、明日以降の降雨や冬型の気圧配置に対する警戒態勢を確認するため、この後、11時30分から、関係省庁での会議を開催する予定であります。政府としては、引き続き緊張感を持って対応してまいります。
 国民の皆様には、降積雪期が続くことから、食料や水、燃料などの備蓄の状況などを確認していただくとともに、最新の気象情報に注意して、身の安全の確保を最優先に行動していただくようにお願いをいたします。
 もう一つは、南海トラフ地震についての会議の設置についてでありますが、南海トラフ地震に係る新たな防災対応について、静岡県、高知県、中部経済界の協力を得て検討を進めているところです。
 その中で、津波避難については、高知県の室戸市、黒潮町、静岡県の静岡市、沼津市で具体的な地区を対象に検討を進めていくことになる等、3つのモデル地区で検討を進めていく形が見えてまいりました。
 これを踏まえ、今年度内を目途に、南海トラフ地震に関する新たな防災対応を検討する会議を設置するよう、事務方に指示いたしました。内閣府としては、引き続き、関係自治体等と連携をし、しっかり検討を進めてまいります。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)共同通信の井澤です。
 大雪の際の車の利用についてなんですけども、今回、福井県の大雪では立ち往生のほか、乗用車内で亡くなるなどの例も出ていて、今後の大雪で同様の被害が出るんじゃないかと、そういった懸念の声も出ているというふうに聞いています。大雪の予報の際に、一般車両について、利用を抑制するような何か呼び掛けとか、何らかの対策というのは必要だと思うんですけども、大臣のお考えをお願いします。
(答)こういう滞留によって大変苦しい思いをされた方々、そういう予想ができれば、いろんな事前の対処というものはできる限り我々の仕事だと思っております。
 今回はいろんな立ち往生の中で、様々な原因もありましょうけれども、北陸自動車道、高速道路をまず通行止めにしようということから車に出ていただいたわけですが、その道が、出ていただいた道が国道8号ということで、そこで重なってしまっての滞留の原因というのも考えられます。いろんな原因を探しながら、こういうことが起こらないように、次からもしっかりと対応してまいりたいと思います。そんなことも含めまして、これからの警戒会議、他の地域でもいろんなことが予想されると思いますので、今、言われたようなことがないように、事前に何らかの準備をするために万全を期してまいりたいと思います。
 国民の皆さんへの引き続き、情報発信や自治体への注意喚起、これも改めて行ってまいりたいと思います。
(問)先程、お話あった南海トラフの件で伺いたいんですけども、昨年9月のワーキンググループの報告書では、国による住民避難関連のガイドラインの策定のほかに、法令など制度改正の検討についても触れられていたと思うんですが、新たな会議体でも必要に応じて大震法など関連法令の見直しの検討もあわせて進められていくと、そういう理解でよろしいのかどうか。
(答)法令の改正等々というのはまだまだあれですけども、まずはモデル地区で検討されているということについての、これからの方向性だとか、あるいはこれまで出ているものの整理ということになろうかと思います。直ちに法改正という話にはならないと思います。
(問)その辺も含めて、今後、議論はしていくという。
(答)直ちにそういうことにはならないと思いますけれども。
 まず、整理が必要だと思いますよね、それもモデル地域でやってくれているわけですから。

(以上)

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