梶山内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成30年5月15日

(平成30年5月15日(火) 8:45~8:50  於:官邸3階エントランスホール)

1.発言要旨


 今週、5月17日、木曜日に第9回まち・ひと・しごと創生担当大臣と地方六団体の意見交換会を開催いたします。
 この意見交換会は地方創生に関する重要課題に国と地方が連携、協働して取り組むため、私を始め、政務三役が地方六団体の長から直接率直な意見を頂くものであり、平成26年の9月に第1回を開催してから、今回で9回目となります。
 今回の意見交換会では、まち・ひと・しごと創生基本方針2018の策定に向けて、忌憚のない御意見を頂くとともに、地方創生全般に関して活発な議論ができることを期待しております。

2.質疑応答

(問)加計学園の問題についてなんですけれども、昨日、国会でも大臣は答弁されていましたけれども、当時の藤原次長が加計学園の車に乗って、岡山県から今治市まで移動していたという件ですけれども、これ、もう少し経緯を教えていただきたいのですけれども、例えば往復乗ったのかとか、藤原次長がどういうふうにおっしゃっているのかも含めて、少し教えていただけますか。
(答)それも含めて、今事実関係を調査しているところであります。
 併せて、旅費法であるとか、国家公務員倫理規程にも関わることでもあるので、確認作業を急ぎでしているところということであります。
(問)藤原次長は今の時点でも乗ったことは認めてらっしゃる状況ですか。
(答)その記憶も含めて、確認作業をしているということです。
(問)法令に触れるかどうか含めてという、その調査はいつ頃ぐらいまでに出したいとお考えですか。
(答)まだ事実の関係について確認をしているということで、併せて、今言ったような旅費法であるとか、国家公務員の倫理規程に反するかどうかということの面でも、確認作業をしているということで、もし仮に、仮にですよ、仮にこれに抵触するおそれがある場合には、国家公務員倫理審査会に通報しなければならないということになると思いますので、これ以上のコメントは差し控えさせていただきたいと思います。
(問)昨日、川内議員がおっしゃった飲食とか、贈答とか、そういったものについても一緒に調べられるものですか。
(答)それも含めて、先ほど申しました事実関係の調査ということであります。
(問)財務省の改ざん問題を受けて、公文書管理、司法と財務省の調査、まだ途中だと思うのですが、報道などで独立の公文書管理監を設置するというような報道もありますけれども、具体的にその案が実際に今検討されているのか、あるいは進捗状況とか、もしあれば。
(答)全ての可能性を排除せずにいろいろな御意見を頂いたり、検討もしているということであります。
 報道ではそろそろだという話があるけれども、その辺のところは、私はよく分からない。ただ、財務省においては調査を続けていると思っておりますので、その司法の方の結果が出たときには、財務省の調査も含めて、併せて検討をした上で、どういう形にしていくか。
 繰り返しになりますけども、全ての可能性を排除せずに考えていくということになると思います。
(問)公文書管理委員会の役割といいますか、委員会の場でいろいろと議論をするということでしょうか。
(答)ということですね。これはもう公文書管理法に規定されているということでありますし、公文書管理の制度面について、今までも委員会で議論をしてまいりましたし、ガイドラインもそう、その次の各省の行政文書管理規則、これについても管理委員会の方に見ていただいたということで、外部の有識者の意見を広く取り入れて、こういったものもまとめていきたいと思っています。
(問)規制緩和の関係で、株式会社の設立の期間を短縮するという一部報道でありましたけど、それについての検討状況を教えてください。
(答)それはちょっとまだ私は聞いていないけれども、その辺のところは、テーマとして取り上げているかどうかなんだけれども、それと併せて、今度は所管省庁とのやり取りになると思います。

(以上)