第18回世界肺癌学会議

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山下大臣政務官、第18回世界肺癌学会議開会式に出席
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第18回世界肺癌学会議で挨拶をする山下大臣政務官

 皇太子殿下御臨席の下で開催された「第18回世界肺癌学会議(The International Association for the Study of Lung Cancer 18th World Conference on Lung Cancer)」の開会式に山下内閣府大臣政務官が出席しました。この会議は「肺癌克服へのシナジー」という目的のもと国際肺癌学会(International Association for the Study of Lung Cancer: IASLC)が1978年から開催しているもので、2000年の第9回以来17年振りに日本開催となる今回は、日本学術会議が第18回世界肺癌学会議組織委員会と共同して主催いたしました。
 今次国際会議には100か国・地域からの約7000人の参加者が見込まれる中、開会式において山下政務官は来賓祝辞として次のように述べました[注]。
 「政府は昨年、『第5期科学技術基本計画』を閣議決定し、その中でがんの克服に向けた研究開発の推進を着実に図ることとしています。特に肺癌は、本邦のみならず、世界で最も死亡者数の多いがんであります。その克服に向けた研究開発の推進は、健康寿命の延伸及び超高齢化社会に対応する持続可能な社会の実現に向けた主要な鍵であり、国際協調・国際協力を通じてより強力に、一層推進していくべきものです。このため、私といたしましても本国際会議における活発かつ先進的な発表、討論を期するものであります。」
[注]祝辞は英語で述べたため、日本語訳を掲載