茂木内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成29年8月15日

(平成29年8月15日(火) 10:30~10:34  於:中央合同庁舎第8号館1階S108会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。私の方から特段御報告することございませんので、御質問等ありましたらお願いいたします。

2.質疑応答

(問)日経平均株価に関してですけども、今日はちょっと反発しているようですが、昨日は北朝鮮リスクが意識されて続落したという形で、せっかくGDPでいい値が発表されても、それを打ち消す形で株価下がっちゃっているのですけども、今後、日本経済が回復基調をたどっても北朝鮮の地政学リスクなどでちょっと冷やされてしまうようなおそれもあるかなと思うのですが、大臣御自身、その北朝鮮の地政学リスクが日本経済に及ぼし得る影響でどう考えるかお聞かせください。
(答)まず北朝鮮についてでありますが、北朝鮮が新たな段階の脅威になっている、このことについては間違いないと考えておりまして、この北朝鮮情勢については、米国、韓国をはじめ関係国ともしっかりと連携をし、北朝鮮の挑発行動の抑止をしつつ、我が国の平和と安全の確保に万全を期しているということでありまして、日本経済への影響やリスク、様々な分析があると思っておりますが、今後もしっかりと注視をしていきたいと考えておりまして、私の立場から市場の動向についてのコメントは差し控えたいと、このように考えております。
(問)人づくり革命についてですけれども、報道で、内閣官房の参与に菅原前経産省次官が就任されるというようなこともありました。事実確認と、そうでしたら、期待されることというのはどういうことでしょうか。
(答)恐らく今日にも任命の手続ということになると思っておりますが、菅原前経済産業事務次官、経済政策を始め様々な政策分野について幅広い見識、そして経験を持っておりますし、同時に大胆な発想を持っている、こういう人材だと思っております。
 菅原参与、任命をされましたら、経済再生、人づくりなどについて助言をしてもらいたいと思っております。
(問)本日は72回目の終戦記念日になるわけですけども、大臣、毎年この日をどのような気持ちで迎えていらっしゃいますでしょうか。
(答)終戦記念日、さきの大戦で多くの方々が尊い人命を落とされた。遺族の皆さんであったり、関係者の皆さんの心には、その思いというのは残っているんだと思っております。二度とこのようなことを繰り返してはいけない、そういう思いを持ちながら、この終戦の日、私も毎年迎えているところであります。様々な思いがある、そういったさきの大戦の経験であったりとか悲惨な体験、こういったものをしっかり引き継いで、平和で安全な日本というものをこれからもしっかり継続していきたいと思っております。
(問)ちょっと関連なのですけども、そのお気持ちの表し方として、靖国神社に参拝されるという方もいらっしゃるんですが、大臣、特に今日は、確認ですけども、御予定はないでしょうかね。
(答)ございません。

(以上)