江崎内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成29年9月19日

(平成29年9月19日(火) 10:01~10:07  於:中央合同庁舎第8号館1階S103記者会見室)

1.質疑応答

(問)NHKの佐久間と申します。
 衆議院の解散報道が出ておりますけれども、江崎大臣として衆議院の解散報道についての受け止めを教えてくださいということと、大変失礼な話であるんですけれども、江崎大臣の次の御出馬の可否を含めて教えてください。
(答)次の選挙、解散云々は総理が帰国されてから判断するといったことですから、私から物を言える場面ではございません。私は、本来ならば、時代も変わりつつですが、いろいろありましたね。そうすると、あの状況のままでといったときに、やはり選挙区の方が失望されるのではないか。どんな状況で選挙がいつ行われるかですが、やはり選挙区の事情も鑑みて、しっかり判断するときには前向きに考えていきたいと思っております。
(問)共同通信の中田です。
 先ほどのNHKさんの質問に関連しまして、8月に安倍総理は仕事人内閣であるというふうに銘打ってスタートしたわけなんですけれども、さあこれからというところで、仮に解散した場合、わずか2箇月程度で解散してしまうことになります。仕事人内閣と銘打った一方で、こういう早期の解散になるということに関して、大臣としてはどういうふうにお考えになりますでしょうか。
(答)それぞれ閣僚の方、大臣になられて、それぞれのポジションでしっかり仕事に取り組んでおられると思います。例えば私の例ですと、沖縄、北方、消費者問題。沖縄には2回、そして北方には一度出かけております。これからも選挙に入ろうとも、事情があればそれぞれ足を向けることと、消費者庁では徳島に全面移転云々でオフィスがつくられており、地元の知事が非常に熱心ですが、しっかり徳島で取り組めるかどうか判断をすることは、私自身も非常に関心事であります。そして、相模原の国民生活センターへも足を運んでおりますし、つい先ごろ公務で愛知県に戻ったときには、名古屋の消費生活センターや、私の地元で人口が10万あります江南市に、この4月から開設された消費生活センターに出かけました。それぞれ消費者問題で地域が本当に一生懸命頑張って取り組んでおられる姿を見て、これからもその都度、消費者問題に取り組んでおられる方々の意見を聞きながら反映しなければならないといった強い思いも持っております。まだ選挙にいつ入るか見当がつきませんが、そのようなときでもやはり今の自分の立場を考えて仕事に専念したい。私は(大臣就任の)冒頭にいろいろありましたが、あの発言はよくありませんでしたけれども、そうかといって発言が悪いから仕事をしなかったなどということは、一切思っておりません。私には、その任についたときにはしっかり仕事をした自負心がありますし、これからも臨んでまいりたいと思っております。
(問)朝日新聞の永田です。
 今の質問に関連してなんですけれども、8月に組閣して、仮定の話ですけど10月に解散となると、2箇月ということだったと思うんですけれども、そういった各閣僚が仕事に専念されている、成果を出しているということで、こういった早期解散というのは国民の理解を得られているというような御認識ということでよろしいでしょうか。
(答)マスコミ、メディア関係でいろいろ書きぶりが違いますね。ただ、北朝鮮の問題とかいろいろありますときに、非常に話が複雑になる前にタイムリーであるのではなかろうかなと。ただ、総理が帰国されてから判断ということですから、解散、選挙云々を私は語る立場でありませんし、今の任をしっかり全うし続けるといった強い思いでおります。
(問)東京新聞の吉田です。
 関連してなんですけれども、ちょっと仮定の話になるんですけども、仮に解散総選挙が行われた場合に、江崎大臣としてどのような点が争点になるかと、あと先ほどちょっと聞き取れなかったんですが、改めて解散総選挙になる仮定として、その受け止めを改めてお願いできますか。
(答)これもマスコミの見出しで例えば消費税とかを教育・社会保障に云々ですが、あくまで仮定の問題ですから、私の一閣僚の立場で今ここで解散もないときに、仮定の話を申し上げることは控えないといけないと思っております。

(以上)