松山内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成29年8月25日

(平成29年8月25日(金) 10:51~10:54  於:中央合同庁舎第8号館1階S101記者会見室)

1.発言要旨


 おはようございます。
 私の方から1点御報告させていただきます。
 「みちびき3号機」の打ち上げにつきまして、8月19日に大臣談話を発表し、本日、閣議で報告をいたしましたが、我が国のH-IIAロケット35号機による「みちびき3号機」の打ち上げが成功いたしました。現在、衛星は所定の軌道に向けて順調に飛行しています。宇宙政策担当の大臣として御報告をさせていただきます。改めて関係者のこれまでの大変な御尽力に心から感謝を申し上げる次第であります。
 2回の打ち上げ延期がありましたが、6月の2号機に引き続きまして、今回の3号機の打ち上げ、この成功によりまして準天頂衛星システムの4機体制確立に向け、更なる一歩を踏み出すことができました。準天頂衛星システムによる各種測位サービスを多くの方が円滑に利用できるよう、引き続き関係者と連携してまいります。さらに、宇宙政策全体を担当する立場から、準天頂衛星システムを含む宇宙開発利用の拡大に向けて、引き続き宇宙基本計画を推進してまいる所存でございます。
 私からは以上でございます。

2.質疑応答

(問)科学新聞の中村です。
 実は先日、林文科大臣のインタビューのときに、研究開発力強化法について、政府として責任を持つということであれば、閣法にすることも視野に入れていいんじゃないかということをおっしゃっていたんですけれども、松山大臣としては研究開発力強化法の閣法化について、どのようにお考えでしょうか。
(答)本件につきましては、6月2日に開催された第30回総合科学技術・イノベーション会議におきまして、総理の方から、研究開発力強化法については改正に向けて与党と協力して準備を進めるように御指示がありました。
 現在、自民党の科学技術・イノベーション戦略調査会の下で検討が開始されておりまして、既にもう2回会議が行われております。内閣府としても総理からの指示を踏まえて、与党と連携してしっかりと取り組んでまいりたいと思っております。閣法か議員立法かとのことにつきましては、今後、与党と十分に相談をしながら進めていきたいと思っております。

(以上)