『日南市におけるまちづくり・地方創生の取組について』車座ふるさとトークを開催

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「車座ふるさとトーク」では活発な意見交換が行われました
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「車座ふるさとトーク」参加者一同で記念撮影
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油津商店街に進出したIT企業のオフィスを視察しました
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日南市長及び市職員から飫肥城下町のまちづくりの取組等について説明を受けました

 平成29年7月28日、長坂康正内閣府大臣政務官は、宮崎県日南市を訪れ、『日南市におけるまちづくり・地方創生の取組について』と題する「車座ふるさとトーク」に参加し、地元の商工観光関係者や地域づくり関係者などと意見交換を行いました。また前日には油津商店街や飫肥城下町を視察しました。

○車座ふるさとトークでの主なご意見
・これまで油津商店街を再生させたいという気持ちはあったがなかなか行動に移せなかった。油津商店街再生を請け負うテナントミックスサポートマネージャーの着任を契機に、商店街の再生に協力し、実際ににぎわいが戻ってきた※ことはうれしいが、商店会のような情報共有・課題解決の場がないなど、まだ課題はたくさんあると考えている。
※平成25年4月~平成29年3月の間で、日南市油津商店街には新たに29店舗が出店
・日南市は海や山、歴史的なまちなみなど豊かな観光資源があると思うが、訪れる観光客の中にはどのような観光資源があるかを知らないで来る人も多い。そのような人に対して地元の人がどのように情報を提供できるかが重要である。
・日南市の中には観光客が多く訪れているがWi-Fiの設備がない地域もある。観光客の満足度向上のためにも、Wi-Fi設備の整備が重要である。
・飫肥地区のまちなみ再生に取り組んでいるが、まちなみを持続していくためには、ただ建物の保全をするのではなく、その建物でどのような商売を実施することが可能かといった建物の活用の面も含めて考えていくことが大切である。
・教員として日南市の地方創生をテーマとする探究活動を教育の一環として行っており、その結果、将来地元に戻って活躍したいと考えている高校生も増えていると感じている。今後は、探究活動のコーディネート業務の協力、予算上での支援や外部との連携などの後押しがあると望ましい。
・Uターン者、Iターン者も増えている中で、地元の人が「あの人たちには負けられない」という良い意味での相乗効果をもたらしているように感じる。このようなことが大事である。

【本件連絡先】
内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局
TEL 03-5253-2111 (代表)