国立大学法人新潟大学視察

写真1
新潟大学関係者、ITベンチャー企業、酒造関係者との意見交換会
写真2
歯科治療のシミュレーション装置を用いた技能実習を体験する鶴保大臣
写真3
牧野教授(写真中央右)から視覚障がい者のための歩行ナビゲーションの説明を受ける鶴保大臣
写真4
児玉教授(写真右)から太陽集光シミュレータの説明を受ける鶴保大臣
写真5
新潟大学高橋学長との記念撮影

 平成29年6月10日から11日にかけて、鶴保内閣府特命担当大臣(科学技術政策)は、新潟市を訪問し、国立大学法人新潟大学(以下、新潟大学)を視察しました。 新潟大学では、新潟県や市の支援を受けて成長中のITベンチャー企業3社の設立経緯・技術内容、IT関連の産学連携活動、大学が酒造関係者と一緒に取り組む「日本酒学」などの紹介を受けた後、地域発の産業活性化などについて活発な意見交換を行いました。
 旭町キャンパスにある歯学部では、最新のバーチャルリアリティ(VR)技術等を用いた技能トレーニング施設における実習体験をするなど、充実した歯学教育環境を視察しました。また、咀嚼困難者に対する食品や補助器具の開発など、同学部が進める産学連携活動の説明を受けました。脳研究所では、長年にわたる脳組織標本の収集活動、脳組織を用いた遺伝子解析研究、認知症性疾患のバイオマーカー探索研究、画像解析を通じた脳機能研究など、脳疾患克服に向けた最先端の研究内容についての説明を受けました。
 また、五十嵐キャンパスにある工学部を訪問し、準天頂衛星初号機「みちびき」を活用した、障がい者向けの歩行者用ナビゲーション技術の開発研究や、太陽集光の燃料化技術の開発研究についての説明を受け、実用化に向けた技術課題などについて議論をしました。