第9回地方版クールジャパン推進会議(大分県)・視察について

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地獄蒸し工房鉄輪(かんなわ)で地獄蒸しを体験する鶴保大臣
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ひょうたん温泉で竹製温泉冷却装置に触れる鶴保大臣
写真3
「地方版クールジャパン推進会議」で挨拶する鶴保大臣
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大分県の特産品について説明を受ける鶴保大臣

 平成28年11月13日(日)、鶴保クールジャパン戦略担当大臣は、大分県別府市で行われた「地方版クールジャパン推進会議」に出席しました。
 鶴保大臣は最後の挨拶で、「海外展開のためには、今あるシーズと海外が求めるニーズをうまく結びつけて新たな価値を生み出すコーディネーターが必要である。民間のみなさまからいろいろな意見や提案を伺って、さらにクールジャパンの取組を進めていきたい。」と述べました。
 会議では、大分県や別府市の行政トップの方、温泉関連の産業をプロデュースされている方々、大分の魅力に惹かれて外国や東京から移住し、世界農業遺産を支えている方々、伝統的竹細工産業に新たな価値を加えて海外展開している方など様々な分野のリーダーの方々から、地域の取組について話を伺いました。その上で、地域の優れたシーズと海外のニーズを結びつけることの重要性や、地域の様々な分野の関係者が連携してクールジャパンを推進していく必要性などにつき議論が行われました。今後、こうした取組の方向性について、内閣府としても協力して大分県で策定中の「大分県クールジャパン推進イニシアティブ」にも盛り込み、近いうちに発表をしていく予定です。
 また、会議の前には、外国人も多く訪れる鉄輪(かんなわ)温泉街の地獄蒸し工房やひょうたん温泉を視察するとともに、留学生が多く在籍している立命館アジア太平洋大学(APU)では、様々な国からの留学生との意見交換を行いました。