第40回国際外科学会世界総会開会式に出席

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第40回国際外科学会世界総会開会式で挨拶をする鶴保大臣1
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第40回国際外科学会世界総会開会式で挨拶をする鶴保大臣2

 天皇皇后両陛下ご臨席の下で開催された「第40回国際外科学会世界総会(40th World Congress of the International College of Surgeons)」の開会式に科学技術政策担当大臣として鶴保大臣が出席しました。この世界総会は「我が国及び世界の外科(メスを扱い治療する全ての領域を含む)の発展に寄与すること」という目的のもと国際外科学会(International College of Surgeons: ICS)が1936年から2年に一度開催しているもので、1996年の第30回以来、20年振りに日本開催となる今回は、日本学術会議が第40回国際外科学会世界総会組織委員会と共同して主催いたしました。
 今次世界総会には112か国・地域からの約3000人の参加者が見込まれる中、開会式において鶴保大臣は来賓祝辞として次のように述べました。
「本会議では、『『心』-心のこもった外科を求めて』をメインテーマに、『各外科領域における患者にやさしい治療』を主要題目などが議論されると伺っております。政府は本年、『第5期科学技術基本計画』を閣議決定しました。基本計画においては、経済・社会が大きく変化する中で、新たな未来を切り拓き、諸課題を解決していくためには、科学技術イノベーションを強力に推進していく必要があることを指摘しています。そのためには今回の会議のような科学的な議論が欠かせません。本会議が所期の目的を達成し、実り多いものとなりますことを期待します。」