鶴保内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成29年4月25日
(平成29年4月25日(火) 8:48~8:50 於:官邸3階エントランスホール)
1.発言要旨
私の方からは、2点申し上げたいと思います。
一つは沖縄離島でのバス自動運転の実証実験、先日は南城市で行わせていただきましたが、第2弾としての場所を決定いたしました。本年6月をめどに、沖縄の離島において実験を実施させていただくこととして、実験に御協力いただける市町村を募集しておりました。今回は、四つの自治体より提案がございましたが、その中から石垣市の新石垣空港から市街地までの間を実験箇所地として決定させていただきたいと思います。時期については、6月をめどにということであります。遅くとも6月と理解していただければと思いますが、具体的なルート等については、今後業務の発注、受注者や、石垣市等との調整を踏まえて決定してまいりたいと思っております。
もう一つは、「かりゆしウェア」について、閣僚懇談会においても発言させていただきましたが、環境大臣から、今年はクールビズを5月から9月末までとする旨の発言がありましたので、関連して私から、クールビズの期間中は、選択肢の一つとして、沖縄の「かりゆしウエア」を加えていただくよう、御協力を要請したところであります。
以上であります。
2.質疑応答
- (問)(TBS・小林記者)
辺野古の工事について、お伺いします。
護岸工事が今日にも着工という報道がありましたけれども、県側からは原状回復が難しいということで、更なる反発も予想されますが、(沖縄)担当大臣として一言お願いいたします。 - (答)決定した事項でありますし、天候と安全面の配慮、そして環境面の配慮に、最大限の留意を払って進められていくと理解しております。
- (問)北海道新聞の片岡と申します。
間もなく総理が訪露されますが、共同経済活動ですとか、墓参、元島民の方も期待しているところが大きいです。大臣からも一言お願いします。 - (答)実のある会談になることを願っております。今回は墓参等の利便の向上等について大きな前進があるのではないかと、報道のとおりでございますから、是非とも大変期待すると同時に、後押しを私たちの立場でさせていただくことを申し上げておきたいと思っております。
(以上)