鶴保内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成29年2月28日

(平成29年2月28日(火) 9:29~9:32  於:中央合同庁舎第8号館1階S103記者会見室)

1.発言要旨


 私の方からはございません。

2.質疑応答

(問)化学工業日報の伊地知です。
 今年の5月25、26日、東京で「ジェンダーサミット10」というのがございます。これは、研究開発におけるジェンダーとか、ダイバーシティを考えるという国際会議のようなんですが、先週ちょっと、主催がJST(科学技術振興機構)とか(日本)学術会議なんですが、JSTの方でお話があったんですが、この中でいわゆるプレーヤーとしての多様性とか、男女問わずダイバーシティの活躍が必要だということは、従来から言われていたと思うんですが、その先週のお話の中で、研究そのもののジェンダーを考慮した取組というのが必要ではないかと。
 例えば、ジェンダーというかダイバーシティかな、その中で例が挙がったのは、例えばシートベルトですね、これは成人に合わせているから、子供が装着しても逆に危なかったりとか、あとは薬なんかを開発する時に、雄(オス)だけで研究開発の動物実験が進むということがあるそうなんです。こういうふうな研究開発そのものをダイバーシティとか、ジェンダーというか生物学的な性差も含めての概念だと思うんですけれども、そういう取組というのがこれから必要になってくると思うんです。一度整理をした方がいいのではないかと思うんですが、大臣の御所見をお願いしたいんですが。
(答)その会議等々のことについては、必ずしもフォローはできておりません。したがって、詳細をこれから見て検討したいと思いますが、おっしゃっておられるジェンダーであるとか、生物学的な差異、ダイバーシティ、人種等々のことも含めてでしょうけれども、科学技術の観点では非常に重要だということは、前々から言われてきていることなので、どういう形の整理があるかも含めて、現状はどうなっているかについて、このことをもって事務方とやり取りを始めたいと思います。

(以上)