鶴保内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成28年11月8日

(平成28年11月8日(火) 9:43~9:47  於:官邸3階エントランスホール)

1.発言要旨


 まず、北方領土のホームページを開かせていただいたと以前御報告申し上げましたが、標語・キャッチコピーを作らせていただきました。 北方領土問題対策協会において、5月1日から9月30日まで募集しておりました「平成28年度北方領土に関する標語・キャッチコピー」について、全国の皆様から5,459作品の応募をいただき、選考した結果、岡山県の中学3年生、杉山菜々子さんの「四島(しま)の未来 心かよわせ 返還へ」を最優秀賞に決定いたしました。作品については、啓発グッズ等に活用していく予定であります。詳細は内閣府北方対策本部までお問合せいただきたいと思います。
 それともう一つ、11月3日から4日にかけて、G20科学技術イノベーション大臣会合に出席するため、中国・北京に出張に行ってまいりました。同会合は、9月4日から5日に開催されたG20杭州サミットの成果をフォローアップするために開催されたものであります。「Society5.0」の考え方を紹介し、イノベーション主導の成長に関する政策及びその実践についてスピーチを行わせていただき、我が国の考え方、立場を説明してまいりました。また、出張期間中にカナダや米国の閣僚とバイ会談を行わせていただきました。
 私の方からは以上です。

2.質疑応答

(問)昨日、沖縄県の安慶田副知事とお会いされていたと思いますけれども、振興予算の関連だと思いますけれども、具体的にどのようなお話をされたんでしょうか。
(答)税制の要望、7点か8点かあったと思いますけれども、それから振興予算額について、特に一括交付金について減額をされないようにという狙いであったと記憶しています。
(問)この北方領土の標語、秘書官でも結構ですが、もう何回目かなんでしたっけ。
(答)(事務方)北方対策本部へ。
(問)山本農水大臣の一連の発言を巡って、国会の審議が大分遅れていますが、現状についてどう御覧になられていますでしょうか。
(答)遺憾ですね。このような一つの発言で、国会の審議が遅れることは、やはり避けるべき事態ではなかったかなと思います。襟を正して頑張っていただきたいと思いますし、私たちも気を付けねばならないことだと思います。しっかりしたいと思います。
(問)御自身の抱える分野、法案についての影響はどう御覧になられていますでしょうか。
(答)今日も参議院の方では宇宙2法を審議していただきますし、順調にいけば今週にでも国会で成立をという話も出てきておるようですから、今のところ、順調ではなかろうかなというふうには思っています。

(以上)