鶴保内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成28年9月27日

(平成28年9月27日(火) 10:52~10:55  於:官邸3階エントランスホール)

1.質疑応答

(問)昨日の総理の所信表明演説なんですけれども、その中で沖縄の北部訓練場のヘリパッドについて、年内に完成するということを明らかにしました。地元ではいまだに反対運動等も続いておりますけれども、そのヘリパッドを年内に完成させるということの意義についてどのように受け止めていらっしゃいますか。
(答)総理御自身が意気込みを語ったものだと理解をしたいと思います。私どもの立場としては、一にも振興、二にも振興という意味で、こういった問題について一刻も早く解決の糸口を探っていただきたい、丁寧にやっていただきたいと思います。その思いに変わりはありません。総理がこういった発言をされたことに是非期待を寄せていきたいと思っております。
(問)昨日、総理宛てに(総理室に)入られていましたが、北方領土について何か大臣の方から提案なりお話をされたのか、そういうことも含めてやり取りについてお願いします。
(答)納沙布岬に先日行かせていただいた時に、島民の方々から総理に是非ともお越しをいただきたいという要望がありましたので、私の方からちゃんとそれを伝えると約束をいたしました。そのために、総理にその島民の方々の思いを伝えてきたつもりであります。
(問)それについて、総理の方からはどういう話が。
(答)検討はするということであります。
(問)プーチン大統領の訪日に関しては、何か話は出たんでしょうか。
(答)昨日の時点ですよね。いえ、特にその話は言及なかったです。
(問)先程の総理の検討はするというのは、特段そんなに深い意味合いはなくというニュアンスですか。
(答)私がとったのは、いろんなタイミングもあるでしょうし、総理の頭の中にもスケジュールや、それからそのようないきさつも当然入っているわけでありますから、あと、日程のこともありますんでね。それも全て含めて検討するという意味だろうと思います。
(問)これから大臣として初めての国会答弁に順次臨まれていくと思いますが、それについての意気込みというか、心構えについてお伺いをお願いします。
(答)虚心坦懐に、自ら信じるところをしっかりやっていきたいと思います。国民の皆さんに分かりやすく、理解をいただけるように少しでも努力をしたいと思います。

(以上)