鶴保内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成28年9月23日

(平成28年9月23日(金) 11:12~11:15  於:中央合同庁舎第8号館1階S103記者会見室)

1.発言要旨


 特に今日はございません。

2.質疑応答

(問)科学新聞の中村です。
 最近、「もんじゅ」がいろいろ話題になっていますけれども、原子力委員会を所掌している関係閣僚の1人として、「もんじゅ」の今後の在り方について、大臣として、どのようにお考えでしょうか。
(答)まず、私どもの立場としては、中立、俯瞰的な立場であるということを申し上げたいと思います。したがって、特定の思いをここで申し述べるわけにはまいりませんが、今後、議論が重なっていく中で、これをつぶさに注意深く見させていただいて、原子力委員会の方々の御意見をしっかりと意思形成のために資する努力をしていきたいと思います。
(問)日本経済新聞の中山と申します。
 今日、アメリカのヤフーが5億人以上の個人情報が流出したと発表いたしました。単一サイトからの流出は史上最大とも言えると思うんですけれども、こういった事態について、今後サイバー攻撃の対策がより重要になるかと思いますが、政府として考えられる対策など、何かありましたらお聞かせください。
(答)ITに関わる個人情報の議論が今、始まったところであります。例の情報銀行のようなものを作って、個人情報の取扱方についても、一歩も二歩も進めたものを作らねばならないという、このタイミングですから。その事件、詳細はまだ私どもにも入っておりませんが、一体何が問題であったかを早急に調べさせて、それに対応できるものを先取りして私どもができることがないのか、あるのかを調べたいと思います。
 中には人為的な単純ミスであったりすることもあるわけでありますから、ヒューマンエラー的なものを避けるための方策であれば、私どもがしっかりとそれをグリップしていかなければいけない問題だと思います。
 あと、サイバーセキュリティの話は、相当各部局で努力をしていただいておりますけれども、まだまだ私は個人的には足りないこともあるんじゃないかと思います。
 皆さん、各現場からの知見を、できるだけ風通し良く拾い上げられるような努力をしていきたいと思います。
 私も機会があれば、もっともっと頻繁に現場を視察したりとかいうこともしていきたいと思います。

(以上)