知的財産戦略本部 検証・評価・企画委員会(第1回)

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知的財産戦略本部 検証・評価・企画委員会(第1回)の様子

 平成28年10月24日、「知的財産戦略本部 検証・評価・企画委員会(第1回)」が開催されました。
 会議では、「知的財産推進計画2016」についてのこれまでの取組状況や、今後の検討体制について議論がされました。特に、今後の検討体制については、従前からの産業財産権分野及びコンテンツ分野を取り扱う会合に加え、①データ・人工知能(AI)等新たな情報財の保護・利活用の在り方について知的財産全てを視野に入れた検討を行う委員会として、「新たな情報財検討委員会」、②コンテンツ分野の重要な一角を占める映画産業の在り方を検討するため、「映画振興施策に関する検討会議」を立ち上げることを決定しました。
 石原副大臣は、「安倍政権が掲げる強い経済を実現するため、人工知能やビッグデータなどの技術的な進歩やグローバルな動向も見据えながら、攻めの姿勢で我が国の知財戦略を強化することが重要であり、それをこの会議で御議論いただきたい」と述べました。
 また、豊田大臣政務官は、「我が国の成長のためには、知的財産の創出・活用・保護全般にわたって進化した総合的な戦略が必要であり、「知的財産推進計画2017」については、これまでの推進計画のさらに高みを目指す挑戦的なものとなることを期待したい」と述べました。