石原内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成29年8月1日

(平成29年8月1日(火) 10:35~10:37  於:中央合同庁舎第8号館1階S108会見室)

1.発言要旨

 本日の閣議ですが、格段御報告する案件はありません。

2.質疑応答

(問)先日28日に北朝鮮が2回目のICBMの発射を行いまして、それを受けまして、有事の円買いということでちょっと円高が進んだりとか、ちょっと市場に影響が見られたのですけれども、今後の北朝鮮の行動ですけれども、それが及ぼす市場への影響であるとか、あるいは東アジア、日本の実体経済の影響なんかが出てくるのか、このあたり、大臣のお考えをお願いいたします。
(答)直接的なマーケットの変動等々については、いつものとおりコメントは差し控えさせていただきたいと思うのですけれども、質問にあったとおり、若干ですけれども、円高傾向が見られました。その後、戻したり、また今日は110円台だとは思うのですけれども、やはりそういう地政学的、安全保障的な事案というものは、北東アジアは中国、北朝鮮、韓国、日本という、動かないわけですから、そういうものの海外経済の動向や、どこの国も経済成長して、金融市場が大変大きくなってきているということは、やはり30年前、40年前とは大きく違いますので、こういう金融市場にICBMの発射実験といわれているみたいなものがどう影響するのか、やはり安全保障案件とばっさり切るのではなくて、注視していくということが非常に、これからますます重要になっていくのではないかと思います。

(以上)