石原内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成29年6月9日

(平成29年6月9日(金) 8:50~8:54  於:中央合同庁舎第8号館1階S108会見室)

1.発言要旨

 本日の閣議ですが、特段皆様方に御報告する案件はありません。

2.質疑応答

(問)昨日、1-3月期のGDP改定値が発表されました。企業の在庫がマイナスに働きまして、下方修正となりました。受け止めを教えてください。
(答)今、おっしゃられたとおり、原油の在庫が減ったということで、下方修正となりましたけれども、昨日ブリーフで説明があったと思うのですけれども、その在庫変動のこの特殊要因を除いた最終需要で見ますと、前期比年率で1.6%ということで、一次QEが1.7%ですので、ほとんど変わらないと。
 したがいまして、景況判断、5四半期連続のプラス成長に変わりがなくて、雇用と所得環境の改善が続いていますので、日本の経済は緩やかな回復基調が続いているという認識に変更はありません。
(問)骨太に関してなのですけれども、素案の段階なのですけれども、去年まで引上げを明示されていた消費税率に関して、現段階で引上げの文言も消えているのですけれども、その辺について大臣のお考えを。素案の段階で消えているのですけれども、それについてお願いいたします。
(答)何ら変更はありません。2019年10月にしっかり上げていきます。社会保障の貴重な財源です。
(問)例の加計学園をめぐる文科省内で作られたとされる文書の問題なのですけど、調査の必要はない、文書の存在が確認できないということで、これまで調査の必要はもうないということで、菅長官は答弁をされていましたけど、政府内に一部やはり再調査すべきじゃないかという意見が出てきているようなので、石原大臣のお考えを教えてください。
(答)これは私、詳細は実は全く存じていませんし、報道レベルしか存じていませんので、官房長官が政府の考えを代表して話されていますので、官房長官のおっしゃるとおりなのだと思います。必要があればやるということなのではないでしょうか。

(以上)