石原内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成29年3月28日

(平成29年3月28日(火) 8:36~8:38  於:官邸エントランスホール)

1.発言要旨

 今日の閣議は、皆様に特段報告する案件はありません。

2.質疑応答

(問)昨日、新年度予算が可決、成立しました。これが日本経済に及ぼす影響、また大臣として期待することをお願いいたします。
(答)私は経済再生と経済財政政策を担当する大臣ですので、日本経済を成長させていく上で、やはり科学技術という分野が非常に大きいと考えていました。そのこともありまして、厳しい財政事情の中ではありますけれども、0.9%予算を拡大することができた。十分ではありませんけれども、この財政事情の中で、潜在成長力を高めていく上では非常に重要ではないかというのが第一点。
 2点目は、やはり財政再建ということで、かつての社会保障の自然増1兆円を5,000億円以下に抑えることができましたし、また、一般歳出全体の増加を5,300億と、「経済・財政再生計画」に沿って組まれた予算ではないかと思います。
 これからはやはり円滑かつ着実な実施に関係府省で取り組んでいっていただきたいと思っています。
(問)アメリカで、オバマケアの見直しが撤回に追い込まれました。それでアメリカの経済政策への不安から円高株安に進んでいるような状況ですけれども、その撤回への大臣御自身の受け止めと、あと日本経済への影響、何か考えられるものがあれば、よろしくお願いします。
(答)これは報道ベースで私も承知していますけれども、やはりアメリカの政策、そして大統領と議会との関係の中で決まったことですので、それ以上のコメントは差し控えさせていただきたいと思います。
 また、マーケットについては、今、おっしゃられたようなことがありますので注視していくということに変わりはありません。

(以上)