石原内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成28年11月18日

(平成28年11月18日(金) 8:44~8:46  於:官邸エントランスホール)

1.発言要旨

 今日は特に御報告する案件はありません。

2.質疑応答

(問)安倍総理とトランプ次期大統領の会談が先ほど終了した模様です。改めてこの意義について、大臣はどのようにお考えでしょうか。
(答)会談は先ほど終了したという報告は受けております。今回の会談では特段の議題を設けることなく、お互いに自由にやりとりをする意向と承知をしております。初めての会談となるため、盤石な日米同盟のさらなる強化に向けて、お互いの信頼を高めていく会談になることを期待しているということは、もう既にお話をさせていただいているとおりです。
(問)為替についてお伺いします。大統領選以降、円安傾向が進んでおりまして、今日は110円まで行ったようです。これまで円高で企業収益が悪化していたわけですが、企業収益にとっては追い風になりますし、今後の春闘の賃上げに向けてもプラスではないかと思いますけれども、日本経済の影響について大臣はどう見ていらっしゃいますか。
(答)為替相場がどうあるべきということは、コメントは差し控えさせていただきたいと思いますけれども、今、お話がありましたとおり、為替レートの変動というものは、輸出企業への影響だけではなくて、輸入原材料コストの変動を通じて、幅広く経済全体に影響を与えるという意味で、しっかりと注視をしていかなければなりません。ただし、このトランプ次期大統領の誕生という事態を受けた後のこの短いスパンの相場の変動というのは1割ぐらいあるわけです。これをもってして、どのようになるということを判断するということは、私は適切ではないと思っています。

(以上)