石原内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成28年9月30日

(平成28年9月30日(金) 8:35~8:36  於:官邸エントランスホール)

1.発言要旨

 本日の閣議ですが、特段御報告するような御案件はありません。

2.質疑応答

(問)OPECが8年ぶりに減産を決めました。経済への影響をどのように御覧になっているか。
(答)そのニュースの影響は、油価の上昇という形であらわれて、総じて言うならば、輸入国にとりましては、油価が上がるということは経済にネガティブな影響がある。産油国側とすれば、需給調整ができますので、オイルマネーが潤沢になるという、そういう両方の観点をしっかりと見ていく必要があるのではないかと思います。
 一昨日決まったところですので、もうしばらく様子を見ていくことが肝要であると考えています。
(問)先程、消費者物価指数が発表されましたけれども、総合がマイナス0.5で、生鮮食品を除く総合もマイナス0.5と、まだ水面下にいるような状況ですが、これについて。
(答)35カ月連続で、エネルギーと生鮮食品等を除いたコアコアはプラスですので、総じて底堅い動きです。しかし、残念ながら予想しているほどは勢いよく上がっている状態ではないですので、これも注意深く見守ってまいりたいと考えています。

(以上)