加藤内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成29年5月30日

(平成29年5月30日(火) 9:20~9:23  於:中央合同庁舎第8号館1階s101記者会見室)

1.発言要旨


 閣議での発言、また、冒頭申し上げることは特にございません。

2.質疑応答

(問)NHKの伏見です。
 北朝鮮の拉致問題に関連して、お聞かせいただければと思います。北朝鮮が3週連続して弾道ミサイルの発射を繰り返しておりまして、国際社会が圧力を強める中で、こういった挑発行動をやめないというような現状があるかと思うのですけれども、こういった北朝鮮の対応に対する受け止めと、日本独自の制裁措置を強化すべきだという意見もあるかと思いますが、大臣のお考えをお聞かせください。
(答)昨日も含めて3回連続して弾道ミサイルを発射したということ、これは国際社会がこれまでも幾度となく強い警告を発してきたにもかかわらず、それを無視する、そして挑発行為を続けているということでありまして、日本としても、最も強い表現で非難し、厳重に抗議したというふうに聞いております。
 また、G7サミット等での合意がございますけれども、この北朝鮮の問題は国際社会の最優先事項であり、総理も述べておられますけれども、政府として北朝鮮を抑止するため、米国や韓国とも協力して具体的な行動をとっていくというのが基本的なスタンスだというふうに思っております。
 これから先、安保理における議論、あるいは日本の独自制裁については、これは官房長官もおっしゃっているように、その状況を見極めながら、最も適切な対応をとっていくということに尽きるのだろうというふうに思いますけれども、いずれにしても、こうした圧力の高まりの中にあっても、逆にそうしたものをテコにしながら、拉致問題に関しては最優先であり、最重要課題として、一日も早い全ての拉致被害者の方々の帰国の実現に向けて、引き続きあらゆる政策を駆使していくということで取り組んでいきたいと思っております。

(以上)