加藤内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成28年11月22日

(平成28年11月22日(火) 9:16~9:19  於:中央合同庁舎第8号館1階s101記者会見室)

1.発言要旨


 おはようございます。
 閣議での発言、また冒頭申し上げることは特にございません。

2.質疑応答

(問)NHKの伏見と申しますが、今週中に拉致問題に関係して、北朝鮮の国連の人権状況特別報告者のキンタナさんとお会いする予定になっているかと思うのですけれども、そこでどういった話合いを期待したいかというところが1点と、あと国連の方では国連安保理での制裁決議について、今、審議がまだ進んでいて、なかなか状況が進んでいない状況にあるかと思うのですけれども、日本独自の制裁も含めて、今、政府の対応状況、どういうところにあるかというのを教えていただければと思います。
(答)まず、キンタナ北朝鮮人権状況特別報告者は、11月23日ですから、明日から26日まで訪日をされるということを聞いております。御承知のように、キンタナ特別報告者は、拉致問題を含む北朝鮮人権条項に関する報告書を作成し国連に提出する任務を持っておられるわけでありまして、今回はその報告書作成に向けた調査などを目的としているというふうに聞いております。
 私は24日の16時頃にお会いをする予定でございます。したがって、国連の立場でありますから、もちろん国連の独自性というものは尊重しながら、日本政府としてはできる限りの協力はさせていただきたいというスタンスで臨ませていただくとともに、日本として全ての拉致被害者の一日も早い帰国に向けて、政府の責任として、また安倍内閣の最重要最優先課題として取り組んでいるということはしっかりと申し上げておきたいというふうに思っております。
 それから、それとは別の話ですけれども、北朝鮮の核、また弾道ミサイル等に対する制裁に関しては、国連安全保障理事会で、更なる新たな決議に向けて鋭意調整が進んでいるというふうに聞いておりますし、我が国の独自措置においても、また別途検討がなされているというふうに聞いております。ただ、今の段階でいつまでにということは承知しておりません。

(以上)