松本内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成29年7月4日

(平成29年7月4日(火) 10:43~10:48  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 私からは、梅雨前線に伴う大雨及び台風第3号による被害状況、政府の対応状況について申し上げます。
 台風第3号は、今朝8時頃、長崎市付近に上陸し、その後、東北東へ進んでいます。梅雨前線と台風の影響で、北陸地方や九州地方を中心に、激しい雨となっています。これまでに新潟県で負傷者や床上浸水の被害が確認されているほか、土砂崩れや床下浸水などの被害が各地で発生していますが、現在のところ、土砂災害などによる重大な被害などの報告はありません。
 政府としては、昨日、関係省庁災害警戒会議を開催し、情報収集体制を強化しております。引き続き、政府一体となって緊張感を持って対応をしてまいります。
 今後も土砂災害や河川の増水、暴風雨などに警戒が必要です。国民の皆様には、自らの身を守るため、引き続き最新の気象情報や地元自治体からの情報に十分注意していただき、早目、早目の安全確保をお願いいたします。
 私からは以上でございます。

2.質疑応答

(問)読売新聞、後藤です。
 先程、北朝鮮がミサイルを発射したようなんですけれども、大臣のところに入っている情報がありましたら、御紹介いただきたいのと、ミサイル発射のお受け止めをお願いいたします。
(答)これまでの弾道ミサイルの発射に続く今回の発射は、明白な安保理決議違反でありまして、極めて問題のある行為であります。
 引き続き、情報収集や関連施設の警戒・警備等を徹底し、国民の安全・安心の確保に万全を期すよう、警察を指導してまいりたいと思います。
(問)2日に都議選がございましたが、自民党が惨敗という結果になりました。閣僚としてのお受け止めと、今後、自民党、政府として、どう対応すべきかというお考えをお聞かせください。
(答)今回の都議選は、大変厳しい結果であり、謙虚に受け止めたいと思います。閣僚の1人として一層の緊張感を持ちながら、諸課題に誠実かつ真摯に取り組み、国民の信頼を回復することができるよう、努めてまいりたいと思います。
(問)閣僚の1人として、国政の状況も大変影響したと思うのですけれども、敗因をどのように見ていらっしゃいますでしょうか。
(答)昨日、総理が「反省すべき点は反省しながら、謙虚に丁寧に、しかし、やるべきことはしっかりと前に進めていかなければならない。また、厳しい批判を真摯に受け止めなければならない。」と述べていると承知をしております。私としても、一層の緊張感を持ちながら、諸課題に誠実かつ真摯に取り組んでまいりたいと思います。

(以上)