松本内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成28年11月15日

(平成28年11月15日(火) 9:13~9:16  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 閣議前に、総理をはじめ関係閣僚で構成されます「高齢運転者による交通事故防止対策に関する関係閣僚会議」が開催されました。
 私からは、高齢運転者の交通事故の状況、認知機能検査の状況、高齢運転者の免許の取消しや免許証の自主返納の状況、改正道路交通法の内容などにつきまして説明し、専門家の意見を伺いながら、その上で更なる対策について検討する旨申し上げました。
 以上でございます。

2.質疑応答

(問)読売新聞、後藤です。
 先程お話がありました高齢者による事故なのですが、増加しているのかどうか、データなどがございましたら御紹介いただきたいのと、また、増加しているのであればその背景と、今後の対応について具体的にお願いいたします。
(答)資料が用意できますので、資料でお渡しをしたいと思います。
 交通事故の状況なのですけれども、高齢者の交通事故の現状については、全体の死亡事故が年々減少しているのに対して、75歳以上の運転者による死亡事故は横ばいとなっています。
 今後も75歳以上の免許保有者が増加する中で、高齢者運転対策は喫緊の課題という受止めをしているところでございます。
(問)別件なのですけれども、竹下国対委員長が昨夜、ある議員のパーティーで、TPPの採決について、衆議院はすぐ強行採決して、ぐちゃぐちゃになってしまうという残念な結果を今国会でも経験したと述べられたのですが、大臣はそのTPPの衆議院での採決については、強行だったかどうかとか、何かその辺の御認識、おありでしたらお願いいたします。
(答)まず、竹下国対委員長のお話については、私は承知しておりません。また、採決の方法等につきましては、国会でお任せをしていることでございまして、私からはコメントは差し控えさせていただきたいと思います。

(以上)