松本内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成28年9月20日

(平成28年9月20日(火) 11:03~11:06  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 台風第16号の被害状況及び対応状況について申し上げます。
 台風第16号は、本日20日9時50分現在、四国沖を東北東に進んでいます。
 これまでに暴風や大雨による負傷者や浸水被害等が発生していますが、本日6時現在で3県2万世帯に対して避難指示、6県28万世帯に避難勧告が出されるなど、早めの対応を取っていただいており、現在のところ土砂災害などによる重大な被害等の報告はありません。
 政府としましては、台風接近前の16日、「関係省庁災害警戒会議」を開催いたしまして、万全の態勢で対応するよう確認するとともに、情報収集体制を強化し、政府一体となって対応しているところでございます。
 また、本日13時に「関係省庁災害対策会議」を開催し、被害状況の把握と今後の対応を確認することとしております。
 今後、台風や前線の影響で西日本を中心に猛烈な雨が降り、西日本、東日本の広い範囲で大気の状態が非常に不安定になる見込みです。
 地方自治体の首長の皆様には、台風第10号等の被災状況を踏まえ、気象情報を見ながら早めに避難準備情報を出すとともに、土砂災害警戒情報などを基に、空振りを恐れずに躊躇なく避難勧告などを出していただくよう、お願い申し上げます。
 また、国民の皆様には、自らの身を守るため市町村の勧告等に従い、早めの積極的な避難をお願いします。市町村からの勧告等がなくても、気象情報などに注意して、避難した方がいいのではないかと御自身で判断すれば、躊躇せず避難してください。
 避難場所まで行くことが危険だと感じたら、近隣のより安全な場所に、また、外へ出ることが既に危険だと感じたら、屋内の2階、3階などの安全な場所に避難してください。不要不急の外出を控え、水路・海岸等には絶対近づかないでください。
 以上でございます。

2.質疑応答

(問)なし
(答)なし

(以上)