石破内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成28年6月7日

(平成28年6月7日(火) 10:14~10:17  於:官邸3階エントランスホール)

1.発言要旨


 去る5日、大手町サンケイプラザにおきまして、地方創生人材シンポジウム、主催は日本生産性本部、後援は私どもでありますが、開催をいたしました。
 日曜日でありましたが、本当に大勢の方にお越しをいただいて、極めて有意義かつ活発な議論が行われたということであります。私は用務があったので冒頭の御挨拶だけで失礼をいたしましたが、その後も席を立つ人もなく、極めて充実した議論であったというふうに承知をいたしております。
 なお、地方創生カレッジの創設に向けた会合でしたが、そういうものをやらなければいけないと。今回、我々の想像した以上に大勢の方がお越しになり、活発な議論を行ったということなので、これを一過性のものに終わらせることなく、このカレッジのスタートまでに何カ所かで開きたいし、カレッジがスタートした後も、それをより良いものにするために、東京だけではなくて各地で開催をすることを今準備中であります。
 以上。

2.質疑応答

(問)昨日、東京都の舛添知事が記者会見をされまして、自らの政治資金の一連の疑惑について会見されました。湯河原の別荘を売却するなどということでけじめを付けるということで、続投を表明されましたが、所感があれば。
(答)もうそれは実際に私その場にいたわけではないし、全てを聞いたわけではないし、事実を詳細に知っているわけではない。
 しかし、あのときに自由民主党として、党本部は推薦はしていないのだけれど、実質的に党本部も都連と一体となって、都民の皆様方に舛添さんをお願いしますと言った責任は、当時の幹事長として私も強く感じているところであります。
 ですから、都民の方々の御理解が得られるように、これから先、本会議であるとか総務委員会などがあります。辞めるとか辞めないとかいう話ではなくて、どうすれば都民の方々の御理解が得られるのかということであって、昨日のリポートの中でも、不適切という言葉が何度か使われておりました。それに対して、舛添知事がどのように受け止めるかということです。
 最終的には主権者たる都民の判断ですし、そしてまた、その代表たる都議会の皆様方の御判断だと思いますが、都民の方々にお願いした者として責任を感じるし、そしてまた、舛添知事が都民の御理解を得られるように、更に誠心誠意、御努力をいただきたいと思っております。

(以上)