石破内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成28年4月15日

(平成28年4月15日(金) 8:39~8:42  於:官邸3階エントランスホール)

1.発言要旨


 昨日の熊本の地震。亡くなられた方々に哀悼の意を表し、政府として、今後の対応に、可能な限り手段を尽くし、万全にしたいということであります。
 本日の閣議で、昨日国会で成立をいたしました、「地域再生法の一部を改正する法律」の公布について閣議決定をいたしました。これと併せて、「地域再生法施行令の一部を改正する政令」、「地域再生基本方針の一部変更」についても、閣議決定をいたしたところであります。来週二十日水曜日、公布・施行の予定でありまして、公布・施行後、制度の周知徹底に努め、活用に向け、政府として、私どもとして、可能な限りの対応をしたいと思っておるところであります。
 以上です。

2.質疑応答

(問)改めまして、熊本県で発生した地震について、多数の死傷者が出ている状況ですけれども、大臣の受止めをお願いします。
(答)これは、我が国は地震列島でありますから、こういうことは残念なことに起こることを、防止することは出来ない。だが、多くの災害、阪神・淡路にしても、東日本にしても、そこから学ぶべきことというのは多くあり、可能な限り、犠牲になられる、あるいは被災される方を減らすべく、努力をしていきたいと思うのであります。
 ですから、どうやって減らしていくのかということについて、今後も日々努力をしていかなければならないことだし、当面は自衛隊、消防、警察、その他総力を挙げて、この救援、救済に万全を期す。そして、被災された方々が、恐らく避難所とかそういうところで暮らされる方が出てくるでしょう。東日本大震災のときに私も、避難所で1泊して、本当にこんなに大変なものかということも少しだけ、少しだけ体感をしたところですけれども、その方々が非常に不安な、心細い思いでおられるわけで、住宅等も合わせて、今までの知見というものを最大限に生かしていければと思います。

(以上)