男女共同参画会議(第47回)

写真1
男女共同参画会議(第47回)の様子
写真2
男女共同参画会議(第47回)の様子

 平成27 年12月25日(金)、総理大臣官邸において、第47回男女共同参画会議を開催しました。
 会議では、加藤大臣の司会進行の下、安倍内閣総理大臣から新たな「男女共同参画基本計画」の案について諮問がなされ、活発な意見交換が行われた後、本年12月1日に答申した「第4次男女共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え方」を踏まえた妥当なものである旨、答申されました。その後、「男女共同参画基本計画」は閣議で決定されました。
 
 会議の最後に、安倍内閣総理大臣から、以下の御発言がありました。
 
 「今回の計画では、『男性中心型労働慣行等の変革と女性の活躍』を新たに柱として掲げています。女性が活躍する上では、多様で柔軟な働き方を選択できるかどうかが鍵であります。長時間労働を前提とする働き方を、変えなければなりません。限られた時間で効率的に働く。それを評価する企業文化を広げる。家事や育児を夫婦で共に担うことを、当たり前にしていきます。『週60時間以上働く雇用者の割合は5%以下』『男性の13%以上が育休を取得する』。具体的な目標を達成していきます。
 あらゆる分野で、指導的地位の3割以上を女性にする。まずは、それにふさわしい人材のプールを広げます。採用される女性の割合を高める、指導的立場にふさわしい経験を積ませる。3割目標を達成できる道筋を、この5年間でつけます。『まず隗より始めよ』と申し上げてきました。国家公務員については、本省係長に占める女性の割合を2020年までに30%にします。
 『すべての女性が輝く社会』を実現する。関係閣僚は、全力で目標を達成していただきたいと思います。」

 【関連リンク】
 男女共同参画局HP