加藤内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成28年6月7日

(平成28年6月7日(火) 10:45~10:49  於:中央合同庁舎第8号館1階s101記者会見室)

1.発言要旨


 おはようございます。
 まず共生社会政策担当の大臣として御報告します。
 本日13時から子供の未来応援基金事業審査委員会を開催いたします。
 子供の未来応援基金は、貧困の状況にある子供たちに寄り添って草の根で支援を行うNPO等を支援することに使うこととしておりますので、この審査委員会において、支援の対象となるNPO等の公募方法等を御議論いただくことを予定しております。
 また、イトーヨーカ堂に引き続きこのたびタマホーム株式会社が、全国237店舗にポスターと募金箱を設置し、子供の未来応援基金への御協力を呼びかけていただけることになりました。
 一人でも多くの方に募金活動に御参加いただくことにより、支援の輪が一層広がることを期待しております。
 私のほうからは以上であります。

2.質疑応答

(問)おはようございます。東京新聞の我那覇です。
 今の基金の関係でお尋ねしたいのですけれども、いろいろと協力している企業さんが出てくるというのは、とてもいいことだと思うのですが、募金箱を置くとかということもさることながら、企業そのものが例えば寄附するとか、そういうような状況というのは今どうなっているか、もし分かれば教えてください。
(答)正確な額については、本日の午後の委員会で発表するということになっているようでございますが、今の段階では2億円を超える寄附を頂いているということであります。
(問)NHKの伏見です。
 直接は関係ないかもしれないですけれども、舛添都知事の政治資金を巡る問題で、政治資金を私的なことに使っていたのではないかというような指摘に対して調査を行った結果、違法性はないんだけれども、不適切だったというような形で、一部別荘とかを売却して、ただ、都知事としての職は続けるというような意思を昨日表明されましたが、一政治家として、こういった政治資金の使い方について道義的なといいますか、政治的な責任について、どういうふうにお考えになるかという御所見を頂ければと思います。
(答)舛添知事の詳細なことについては承知していませんので、具体的にそのことについてのコメントは差し控えたいと思いますが、ただ、我々政治活動をする立場で、我々で言えば政党助成金、あるいはそれぞれの寄附を頂いて活動しているわけでありますから、そうしたことに関しては、しっかり説明がつくように本来の政治活動等にしっかり使うと、これはそういう形になっているわけでありますから、それにのっとって対応していくべきであり、また、仮にそうした事態、そこに疑わしいということであれば、それはそれぞれがしっかりと説明をしていく責任があると、こう思います。

(以上)