加藤内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成27年1月12日

(平成28年1月12日(火) 8:28~8:30  於:官邸3階エントランスホール)

1.発言要旨


 おはようございます。
 閣議での発言、そして冒頭、御報告することは特にございません。

2.質疑応答

(問)北朝鮮の核実験をめぐって、アメリカがB52戦略爆撃機を派遣したりでありますとか、それからあと今後、原子力空母の派遣も検討していると言われていますけれども、こうした朝鮮半島の緊張感の高まりというものが拉致問題にどのような影響を与えてくるとお考えでしょうか。
(答)いずれにしても、今回、北朝鮮が核実験をしたということに対して、その対応を国連において、今、日本も安保理事会のメンバーでありますから、主導的に様々な対応をしていると、こう聞いております。
 そういう中で、拉致の問題については、総理もおっしゃっているように、これは引き続き我が国の最優先課題として、拉致被害者の方々の一日も早い帰国に向けて、しっかりと取り組んでいきたいと、こう思っています。
(問)アメリカであったり韓国のこうした動きに、北朝鮮は既に反発をしていますけれども、こうした中で、国連安保理の制裁であるとか、それから日本独自の制裁というものについては、どのような内容にしていくべきだというふうにお考えでしょうか。
(答)いずれにしても、安保理決議に反していることでもありますから、毅然たる対応をこの問題に対してはとっていく必要があるだろうと思います。今それを、先ほど申し上げたように、国連の場において、関係国と鋭意検討されているというふうに承知をしておりますし、また、そういったことを踏まえながら、日本は日本としての対応といったことも、国連の動向等も見据えながら、検討しているところでございます。

(以上)