「人工知能と人間社会に関する懇談会(第1回)」に出席

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冒頭であいさつをする島尻大臣
写真2
AIに関する状況を説明する構成員
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会合の様子

 平成28年5月30日、島尻科学技術政策担当大臣は「人工知能と人間社会に関する懇談会(第1回)」を開催しました。(委員の他、内閣官房、内閣府、関係5省などが出席。)
 本会合は、「Society 5.0」の実現の鍵である人工知能(AI)の研究開発及び利活用を進展させるべく、AIと人間社会の関わりについて検討を行うため、島尻大臣のイニシアチブにより設置されたものです。
 島尻大臣は、冒頭、「AIの研究自体は各機関の強みを生かして推進することが基本。一方で、AIと人間社会の関わりなど研究全般に共通する課題は、内閣府で横串を通す必要がある。国民の皆様には、AIが雇用削減のために開発されているのではないか、人知を越えた動きを始めるのではないか、などの懸念もある。こうした懸念を払しょくし、AIが人間の幸せに貢献するよう、AI研究を適切な方向に導き、健全に発展させるための骨太な議論が必要。AIに関する取組を調和のとれた形で進めることにより、結果としてAIの研究開発・利活用を促すべく、検討を進めて頂きたい」と述べました。
 本会合は、今後、AIの技術面のみならず、法律、経済、知財、教育、哲学、労働といった幅広い有識者による議論を進め、AIと人間社会の関わりについて今後取り組むべき課題や方向性を検討し、秋の論点整理、本年度中のとりまとめを目指していきます。