一般社団法人日本経済団体連合会(経団連) 榊原会長などとの意見交換会

写真1
Society5.0実現、リケジョ活躍拡大等について産業界の協力を求める島尻大臣
写真2
政府・産業界一体の連携が重要であると説明する経団連榊原会長
写真3
意見交換終了後、談笑する島尻大臣と榊原会長

 平成28年5月25日、島尻科学技術政策担当大臣は東京都内の経団連会館にて榊原会長はじめ経団連幹部との意見交換会へ出席しました。
 冒頭で榊原会長から、「政府の掲げる名目GDP600兆円の達成に向けた最重要課題はイノベーションの創出にある。Society 5.0の実現に向け、産業界も政府と連携しながら取組みを進めていく」との発言がありました。その上で、榊原会長は、政府研究開発投資対GDP比1%以上を確保することの必要性を強調されました。これを受けて島尻大臣は、「G7茨城・つくば科学技術大臣会合において、経団連の中西宏明副会長にSociety5.0をプレゼンテーション頂き、各国科学技術大臣から称賛を受けた。Society5.0推進にあたっては、鍵となる人工知能(AI)などの科学技術が“人間のため”になるよう、幅広い議論を行う」と述べました。また島尻大臣は経団連出席者に対して、民間企業における若手研究者や理系女性人材(リケジョ)の積極的な採用と、研究開発投資の拡大に向けた協力を求めました。その後の自由懇談でも、科学技術イノベーション創出に向けた様々な取り組みについて、積極的な意見交換が行われました。