第16回総合科学技術・イノベーション会議

写真1
第16回総合科学技術・イノベーション会議の様子
写真2
発言をする安倍総理
写真3
サイバー救助犬ゴン太が装着しているサイバースーツについて説明を受ける安倍総理と島尻大臣
写真4
革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)田所プログラムマネージャー(PM)によるプレゼンテーションの様子

 平成28年3月28日、総理大臣官邸において、第16回総合科学技術・イノベーション会議を開催しました。
 まず、「第5期科学技術基本計画」の推進に向けて、「科学技術イノベーション総合戦略2016」のポイントについて議論され、また「科学技術イノベーション政策推進専門調査会」と「重要課題専門調査会」の体制整備について原案のとおり決定しました。
 さらに、革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)田所プログラムマネージャー(PM)より「タフ・ロボティクス・チャレンジ」の進捗状況についてプレゼンテーションが行われ、サイバー救助犬ゴン太が装着しているサイバースーツについて説明がされました。
 最後に、安倍総理から、次のとおり御発言がありました。
 「今回から、有識者議員として、新たに十倉議員、上山議員をお迎えするとともに、小谷議員には引き続き議員をお願いすることとしました。この新たな布陣で、科学技術イノベーション政策を強力に推進してまいりますので、皆様の格段の御尽力を賜りたいと思います。
 本日拝見した『サイバー救助犬』は、動物と機械やITを組み合わせた、世界でも珍しい取組です。救助犬の嗅覚や身体能力に、計測・記録・解析と情報伝達の機能を組み合わせ、人命救助を迅速かつ効率的に進めることができます。こうした独創的な発想に基づく研究開発が、社会に新たなイノベーションを生み出すことを期待しています。
 来年度は、『第5期基本計画』の初年度であります。『世界で最もイノベーションに適した国』の実現に向けて、果敢に政策を実行してまいります。
 『Society5.0』として、自動化の範囲を画期的に広げる『超スマート社会』の実現に取り組むなど、『基本計画』に示した方向に沿って、重点を置くべき施策を特定し、予算や制度改革などに反映させていくため、5月中旬を目途に『総合戦略2016』を取りまとめていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。」