第14回総合科学技術・イノベーション会議

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第14回総合科学技術・イノベーション会議の様子
写真2
発言をする安倍総理
写真3
プレゼンテーションを見る安倍総理と島尻大臣
写真4
ノーベル生理学・医学賞受賞者 大村智 北里大学特別栄誉教授によるプレゼンテーションの様子

 平成27年12月18日、総理大臣官邸において、第14回総合科学技術・イノベーション会議を開催しました。
 まず、諮問第5号「科学技術基本計画について」の答申案が示され、原案のとおり決定しました。
 続いて、科学技術関係予算の編成に向けた基本方針を決定しました。
 さらに、特定国立研究開発法人(仮称)の考え方の改訂案及び国家的に重要な研究開発の評価について決定しました。
 また、エネルギー・環境イノベーション戦略策定について状況が報告されました。
 その後、ノーベル生理学・医学賞を受賞した北里大学の大村智特別栄誉教授よりお話をいただきました。
 最後に、安倍総理から、次のとおり御発言がありました。
 「大村先生のノーベル生理学・医学賞の受賞について、あらためて、心からお喜び申し上げます。おめでとうございました。
 先生の御業績は、傑出した研究成果だけではありません。米国で自ら企業と交渉し、共同研究を実現、研究資金を確保された。産学連携の先駆けです。研究が生んだ感染症の薬は、数億人を救いました。この度の受賞は、地道な基礎研究と共に、研究成果を実用化して人々に届けることの大切さに光を当てたと思います。
 議員各位の精力的な御議論を経て、本日『第5期基本計画』が取りまとめられました。今後は実行の段階です。
 大村先生の後に続く若手研究者が、最大限、力を発揮できる環境を整備していきます。
 新たな計画期間中には、Society5.0として、IoTを活用し、自動化の範囲を画期的に広げる、超スマート社会の実現やエネルギー・環境問題の解決に、重点的に取り組みます。
 科学技術は、人々に受け入れられて初めてその生活を豊かにすることができます。島尻大臣には基本計画が拓く未来の姿を、分かりやすく内外に発信していただきたいと思います。」