経済協力開発機構(OECD)科学技術政策委員会閣僚級会合出席

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議長を務める島尻大臣
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集合写真
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(左上)ジャンニーニ大臣(伊) (右上)デルアンブロージオ長官(スイス) (左下)チェ・ヤンヒ大臣(韓国) (右下)ミン・ビョンジュ議員(韓国)

 島尻科学技術政策担当大臣は、平成27年10月20日(火)~10月22日(木)の日程で韓国を訪問し、テジョン市で開催された経済協力開発機構(OECD)科学技術政策委員会閣僚級会合に出席しました。

 (1)OECD科学技術政策委員会閣僚級会合
 10月21日(水)に開催された「政府に対する科学的助言の在り方」をテーマとしたセッションの議長を務め、各国の閣僚等と科学的助言の必要性、そのプロセスやメカニズムについて意見交換を行いました。
 島尻大臣は議長として、本セッションの議論を踏まえ、一か国のみでは解決できない地球規模課題の解決に向けて、参加各国間で様々な協調・協働が推進されるとともに、そのための持続可能な基盤が強化されていくことを期待する旨を述べました。
 セッションの成果は、同日採択された「テジョン宣言」に反映されました。

 (2)バイ会談等
 同会合の合間に、イタリアのジャンニーニ教育大学科学大臣、米国のハンデルスマン大統領府科学技術局副長官などG7からの出席者に対しては、来年5月15日(日)~17日(土)に茨城県つくば市で開催するG7茨城・つくば科学技術大臣会合への出席・協力を求めました。
 また、以下の閣僚等と個別に会談を行いました。 スイスのデルアンブロージオ教育・研究・イノベーション庁長官とは、イノベーションランキング1位の秘訣や、日スイス間の人的交流等について意見交換を行いました。

 韓国のチェ・ヤンヒ未来創造科学大臣とは、日韓間の未来を志向した科学技術協力の推進のため、両国間の関係強化について認識が一致しました。
 さらに、ソウルにおいて、韓国の与党セヌリ党で科学技術イノベーション政策を主導しているミン・ビョンジュ国会議員と、科学技術イノベーション政策の取組状況、女性の活躍拡大のためのアイディアなどについて意見交換を行いました。