島尻内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成28年3月1日

(平成28年3月1日(火) 8:28~8:35  於:官邸3階エントランスホール)

1.発言要旨


 それでは、私からは1件、冒頭御発言をさせていただきます。
 沖縄出張についてでございます。先週末2月27から28日、沖縄に出張いたしました。今回は名護市、金武町、沖縄市、宜野座村、うるま市、北中城村、北谷町を訪問いたしました。
 金武町におきましては、北部振興事業を活用して整備された「金武町フットボールセンター」の竣工式に出席いたしました。
 また、うるま市におきまして、沖縄総合事務局などが主催する「スポーツ産業イノベーションフォーラムinうるま市」の開会式に出席いたしました。沖縄におけるスポーツを核とした地域振興と産業創出が進み、経済が活性化するよう、できる限りの支援をしていきたいと考えております。
 この他、名護市、宜野座村、うるま市、北中城村、北谷町の沖縄振興一括交付金事業の現場の視察等を行いまして、一括交付金が福祉、教育、観光、スポーツコンベンションの推進など、幅広い分野で活用されているということを改めて実感いたしました。
 引き続き、沖縄担当大臣として、関係者の皆様と連携しながら、沖縄の振興にしっかり取り組んでいきたいと思っております。
 私からは、まず以上です。

2.質疑応答

(問)1点だけ、次の沖縄出張というのは決まっているんでしょうか。
(答)今、調整中でございます。
(問)昨日、福岡高裁那覇支部で裁判がありまして、代執行訴訟が4月13日に判決を迎えるということになりました。和解協議は引き続き継続するということなんですけれども、この裁判についてどのようにお考えでしょうか。
(答)今、係争中であるということもありますし、沖縄振興を担当する大臣としてのコメントは控えたいと思っています。
(問)和解については今後も継続して協議するということなんですけれども、和解が成立したらいいかという点についてはどうでしょうか。
(答)いずれにしても、沖縄の振興をしっかりと進めていくという立場でございますので、その点に変わりはありません。
(問)やんばる地域の国立公園、主管は文科省だと思うんですけれども、今後は自然の保護と沖縄振興を両立していかなければならないかと思うんですが、振興担当大臣として受け止め、期待感というのをお伺いできますか。
(答)報道等でそれは承知しております。国立公園に登録されるということは、沖縄振興を進める上で大変有意義だと思っております。その推移をしっかり見守っていきたいと思います。
(問)USJの話なんですが、その後、何か進展なり、大臣の方のお耳に新しいお話が入ったりというのはありますでしょうか。
(答)今のところ新しく何か動きがあったかといえば、そうではありません。
(問)これは何か節目になるような時期というのはあるんでしょうか。
(答)全く県からの情報もございませんので、それについては何の変わりもないということです。
(問)別に後ろはタイミングが決まっているというわけではないんですか。
(答)そうですね。国の立場としては、今までと変わるところはございません。
(問)先ほどの国立公園のお話に戻りますが、今回、北部訓練場が対象の地区に入らなかったということについて、大臣としてどのようにお考えでしょうか。
(答)推移を見守りたいと思っています。いろいろと関係者が調整していると思っておりますので、その点については推移を見守りたいと思います。
(問)USJの関連に戻ってしまうんですけれども、大臣は毎週末沖縄の方に戻られていますけれども、地元の方々の声として、何かUSJへの期待感だったり、また、撤回方針というような報道に対する不安というようなものだとか、そういった声を、実際に現場で聞かれたりとかというのはありますか。
(答)特にそういった声は聞いておりません。報道等でありましたけれども、実際は特に国の方に対してUSJの方から何かあったかといえば、全くそういうのはありませんし、県の方から何かの動きがあったかといえば、それもございませんので、何も変わっていないということです。
(問)国からは、確認なんですが、県に対して、あるいはUSJに対して、相談を受けたり、あるいは指導したりというようなことはあるんでしょうか。
(答)それはありません。
(問)じゃ、接触も特にないということですか。
(答)はい、ございません。
(問)別件で、大阪で事故があって、大人数の方が交通事故で亡くなるという、運転手の方が病気で意識をなくされて事故に遭うということがありましたが、オリンピックで自動走行というのを目標にされていらっしゃると思うんですけれども、今後こういう事故とかを防ぐために、もう少し前倒しだったり、一般道へ広げたりとかというお考えというのはいかがでしょうか。
(答)科学技術担当として自動走行については、大変期待感を持って見ております。ああいった事故、あるいは我々暮らしている中でのいろいろな問題解決に科学技術として、その問題解決に寄与していくということが、期待されていると感じております。

(以上)