島尻内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成28年2月5日

(平成28年2月5日(金) 8:41~8:45  於:官邸3階エントランスホール)

1.発言要旨


 それでは、私の方からは、まず北方領土についてでございます。
 本日の閣議において、明後日2月7日の「北方領土の日」に関し、北方対策担当大臣として発言をいたしました。
 当日、日比谷公会堂におきまして、「北方領土返還要求全国大会」が開催されます。この大会を通じて、早期返還を求める日本国民の固い決意を内外に表明いたします。
 また、毎年2月は「北方領土返還運動全国強調月間」でありまして、講演会やパネル展などの広報・啓発活動が全国各地で行われます。
 この大会を始めとする各種活動を通じ、北方領土問題に対する国民の理解と関心が高まっていくことを期待しています。
 詳細につきましては、内閣府北方対策本部にお問合せいただければと思います。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)昨日、宜野湾市の佐喜眞市長、大臣のところへいらっしゃって、夕方、菅官房長官のところにもいらっしゃって、負担軽減推進会議の早期の再開をという御要望でしたけれど、大臣も構成メンバーとして入っていらっしゃると思いますけれど、改めてこの推進会議の早期の再開について、大臣の御所見を伺ってもよろしいでしょうか。
(答)昨日、佐喜眞市長が来られて、普天間の負担軽減に関する協議会の再開をと強く申出がありました。
 私の方としては、関係大臣や、もちろん官房長官にはまた御相談して、市長の御要望が通じるように、しっかり頑張っていきたいと思っています。
(問)一方で、県と政府の協議会というのも、先週、新たに始まりましたけれども、これとのすみ分けとか、その辺、大臣はどういうふうに考えていらっしゃいますか。
(答)そうですね、普天間は西普天間の跡地利用という大事な事業がありますので、ここはしっかり行っていきたいと思います。
 なので、基地負担の軽減というのは、それはそれ。それから、振興というのは振興ということで、私としてはしっかり取り組んでいきたいと思っています。
(問)先ほど、「北方領土の日」のお話がありましたけれども、島尻大臣、ビザなし交流で北方領土に今年行かれる考えは、何度か聞いておりますが、いかがでしょうか。
(答)是非行きたいと思っています。これまで沖北(沖縄及び北方問題に関する特別委員会)の委員ではあったのですけれども、なかなか日程等合わないというところがあり、毎年残念な思いだったので、今年こそは行きたいと思っています。
(問)具体的にいつ頃というのは。
(答)まだ、そうですね。
(問)まだ分からないと。
(答)ええ。
(問)一部報道で、SPEEDの今井絵理子さんが参院の出馬という話も取り沙汰されていますが、それについて何か、大臣、受け止めというか。
(答)いえ、全くこれについては聞いていません。報道で知っているだけで、はい。
(問)沖縄出身ということもありますが、何かありますでしょうか。
(答)そうですね、女性が政治に参画していただくというのは、同じ女性議員としては大変うれしいことなので、推移は見守りたいと思います。
(問)現時点、今は大臣は特に何も聞いていらっしゃらない。
(答)ええ、聞いていないです。

(以上)