島尻内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成28年1月12日

(平成28年1月12日(火) 8:29~8:33  於:官邸3階エントランスホール)

1.発言要旨


 沖縄の出張の件でお話をします。
 先週末の9日から10日、沖縄本島と宮古島を訪問いたしました。
 まず、9日午前に「小桜の塔」を参拝するとともに、「対馬丸記念館」を訪問いたしました。また、沖縄振興一括交付金を活用して整備されました、高校のない離島の子供たちの寄宿舎施設であります「離島児童生徒支援センター」を視察いたしました。さらに、9日の午後から10日まで、宮古島、伊良部島、下地島を訪問いたしまして、島内の施設や一括交付金事業などの現場を視察いたしました。
 今回見聞きしたことも生かしながら、離島振興、あるいは沖縄の子供たちの未来を切り拓く施策を始め、引き続き沖縄の振興にしっかりと取り組んでいきたいと思います。

2.質疑応答

(問)代表のTBSです。お願いします。
 今週14日に衆議院の方ですが、一票の格差をめぐって議員定数の案が出て、7増13減という、沖縄の議席が1つ減るという案が出ていますが、改めて大臣として受け止めをお願いできますでしょうか。
(答)いろいろなルールに基づいて決まっていくものだと思いますけれども、地方の声がしっかり国会に上がっていく体制というのは大事ではないかなと思っています。
(問)それと、来週17日、宜野湾市長選挙が告示になりますが、厳しいという見方のある中で、大臣としてどのような思いというか、受け止めをお願いします。
(答)週末も政務の中で、あちらの選対事務所に行ってきましたけれども、かなり熱を帯びた戦いになっているという印象があります。私も(自民党沖縄)県連会長としてもしっかり市民の皆様に対しての訴えということは今後行っていきたいと思っています。
(問)朝日新聞の上地です。
 今の宜野湾市長選に関してなんですけれども、現市長は政府とのパイプというのも強めの一つにしていると思うんですが、市長が誰になるかによって、今後、沖縄振興への影響というのは関係してくるんでしょうか。
(答)沖縄振興担当大臣としては、西普天間の住宅地区の跡地利用をしっかりと進めたいと思っていまして、今の計画は市と県と、そして国がバックアップするような体制がとられていると思っています。なので、私としてはそれをきちんと進めるに当たっては、現市長の継続ということの上で、安定感を持って進めていきたいと思っています。
(問)もう一人の候補の方というのは、また翁長知事が推しているということで、政府とのつながりという面では、新しい市長に代わった時にもパイプという流れはできるのかなと思うんですが、その点はいかがなんでしょうか。
(答)跡地の計画について、きちんとお聞きしておりませんので、何ともここではコメントすることは難しいと思います。
(問)関連で、沖縄タイムスの石川ですけれども、おはようございます。
 宜野湾市長選について、大臣として最大の争点については何かというのは、どう思われてますでしょうか。
(答)これは宜野湾市民の暮らしをどう良くしていくかということなのだろうと思います。

(以上)