島尻内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成27年12月1日

(平成27年12月1日(火) 10:20~10:24  於:官邸3階エントランスホール)

1.発言要旨


 私から冒頭2件です。
 京都出張の件と、これから参ります沖縄出張の件です。
 昨日、京都で皇太子殿下御臨席の下で開催されました「第5回世界工学会議」の開会式に出席するために、京都に出張してまいりました。この機会に、研究開発の最先端の現場を視察ということで、京都大学と島津製作所を視察させていただきました。我が国の産学連携に成功事例が出始めていることを心強く感じると同時に、成果に向かって一直線に進むというだけでなくて、時に失敗の中に成功が隠れているなど、研究開発の本質も感じることができました。関係者の皆様には、今後とも研究開発成果を生かして、イノベーションを推進していただくとともに、私としても、今回学んだ点を今後の政策に生かしていきたいと思っております。
 それから、沖縄出張です。本日、12月1日午後に沖縄入りをいたします。那覇市で開催する「沖縄の子供の貧困に関する内閣府・沖縄県・市町村の意見交換」に出席いたします。この会議には、沖縄県副知事や30名を超える市町村長など、多くの方々に御参加いただきますので、地域での子供たちの置かれた現状や日頃の取組などを御紹介いただきながら、子供の貧困の問題についてしっかりと意見交換を行いたいと思っております。同時に、この時に、何らかのメッセージを公表することについても議論をしたいと思っております。
 まずは、私からは以上でございます。

2.質疑応答

(問)今、(閣議室から)少し降りて来られるのに時間がかかっていましたけれども、官房長官とかとお話をされていたのでしょうか。
(答)そうですね、関係の大臣と立ち話をさせていただいておりました。
(問)何か議題とか話題は。普天間の明日裁判とかありますけれども。
(答)いえいえ、全く違います。
(問)先ほど、宜野湾市長と会談されていましたが、あれは、どういった会談だったのか伺ってもよろしいでしょうか。
(答)佐喜眞市長と、それから各種団体の方々からの要請がございました。普天間飛行場の一日も早い閉鎖・返還と、それから、MV-22オスプレイの移駐及び騒音被害の軽減についての御要請を受けました。
(問)大臣からはどのような御発言をされたんでしょうか。
(答)幾つかの要請がございまして、私としては、例えば、返還跡地の振興についてという項目がありますので、その点についてしっかりと進めたいと。県や市と連携をとって進めたいという話を申し上げました。
 その他、具体的なところで、外務や防衛などに関するところについては、各大臣に私からもお伝えしますということをお話させていただきました。
(問)明日、辺野古に関して、国と県の裁判が、第1回の口頭弁論がありますけれども、この国と県が司法の場で対立するという事態になったことについて、沖縄県選出の国会議員としてどのようにお考えでしょうか。
(答)手続については関係省庁のところでしっかり進んでいくと思っています。私は、沖縄のためになる、将来のためになる振興をしっかり進めていくということであります。
(問)今日の宜野湾市長からの要請については、関係閣僚などで今日は何かお話をされましたか。
(答)本日は特にはございません。

(以上)