島尻内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成27年11月20日

(平成27年11月20日(金) 10:19~10:26  於:官邸3階エントランスホール)

1.発言要旨


 私からは、今日午後から沖縄入りをしまして、まず、宜野湾市で開催されている「第67回中小企業団体全国大会」に出席いたします。
 また、明日21日土曜日でありますが、沖縄の子供の貧困の問題について、実際に様々な支援活動に取り組んでいる皆様から御意見をお聞きし、その後、豊見城市、南城市でも現場視察を予定しております。
 今後の沖縄振興に活かすことができるように、自分の目で現場の状況を把握するとともに、地元の皆様のお話をよくお聞きしたいと思っております。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)今日から出張されるということで、子供の貧困を大臣はふだんからすごく力を入れたいとおっしゃっていると思うんですけれども、今回何か新たにメッセージを出されるとか、お考えになっていらっしゃるでしょうか。
(答)今日は現場の皆様の御意見をいただける、あるいは現場がどういう状況になっているかということも含めてお話をいただけることになっています。今後の施策を進める上で大変参考になるものだと思っています。
 できれば、そういったことも含めて、今後どうあるべきか、あるいは、どういう進め方にするかということも、皆様とお話しできたらいいなと思っています。
(問)参院選の日程についてちょっとお伺いしたいんですけれども、今、与党で6月23日公示、7月10日投開票という準備が進められているんですけれども、6月23日は沖縄慰霊の日で、県内から選挙になじまないんじゃないかという声があがっているんですけれども、これについて大臣はどのようにお考えでしょうか。
(答)まだ決まっていないということを踏まえてではありますが、沖縄にとって慰霊の日は鎮魂の一日であって、これが公示にはなじまないのではないかということは、率直に感じています。
 今後、何らかの働きかけができれば、沖縄県選出国会議員として、しかも参議院(議員)として対応はしてみたいと思っています。
(問)何らかの働きかけというのは、例えば与党に対して申し入れをするとか、そういう御検討をされているということですか。
(答)今、現時点で何も決まっていないので、決まっていないからこそ、この日は避けるべきだというお話ができるかとは思うのですけれども、それも含めて、考えてみたいと思っています。
(問)具体的に話す先というのはどちらに話される場合があるんですか。今の時点で。
(答)与党ということになるかと思います。
(問)自民党県連として、そういった日程調整の話し合いとかというのを近いうちにやる考えとかはいかがでしょうか。
(答)必要であれば、可能性としてはあると思います。

3.資産公開に関する質疑応答

(問)資産が公開されますけれども、御自身の資産についてどのように評価をされているでしょうか。
(答)大きく私自身については変わるものはありません。
 家族のところも、大臣になってからは初めてですよね。主人のところも近年あまり変わるところはないと見ておりますが、土地・建物の資産としては出ておりますが、同時に借入金もたくさんあるなということは感じています。
 この資産公開というものについては、公人である以上、あるいは国務大臣というポストにある以上は、これはしかるべき発表をして、しかるべきものかと思っています。
(問)資産公開についてなんですけれども、今回の大臣の場合も御主人の資産があるということで、新閣僚としては一番多いという数字になってはいるんですけれども、一方でなかなか女性だと資産が持ちにくいんじゃないかという指摘もあると思いますが、その点いかがお考えでしょうか。
(答)これまで一つ、夫・妻という中でまいりましたけれども、特に今回の夫の資産については、仕事上必要とされて建てた建物という認識で私もおりますので、それがそのまま、日本の妻・夫、夫・妻の立場で、女性が資産を持ちにくいというところには、すぐには結びつかないと思っています。

(以上)