石破内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成27年8月14日

(平成27年8月14日(金) 17:24~17:28  於:官邸3階エントランスホール)

1.質疑応答

(問)本日の臨時閣議の概要について、ご説明をいただけますでしょうか。
(答)臨時閣議において、終戦70年に当たっての内閣総理大臣談話の文案が世耕副長官より朗読をされました。それについて、閣僚から異議ないと-そういう声があったわけではありませんが-全ての閣僚がそれに賛同し、そして、書類に緘を記したということでございます。
(問)この戦後70年談話について、石破大臣はどのようなご感想をお持ちになりましょうか。
(答)これは、6時から総理が会見をなされます。国民の皆様方に初めてそこで明らかになるわけでありますけれども、それまで閣僚としてコメントは差し控えさせていただきます。
(問)談話を発出するに当たって、期待されることというのは、内容については伺いませんが、談話を出す意義については、どのようにお考えでしょうか。
(答)それも総理の言葉を聞いていただければ、その意義というものが国民に広くご理解をいただけるものだと思います。それも含めて、総理の談話を国民の皆様がお聞きになるまでは、私としてはコメントは差し控えさせていただきたいと存じます。
(問)閣議決定する、しないということもすごく注目されたのですが、今回、最終的に閣議決定したという、この手法について、大臣の評価というものはいかがでしょうか。
(答)それは、こういう形で閣議決定ということで、全ての閣僚が承認しているということに尽きると、こう思っております。それは、日本国として、このことについて、その意思決定の仕方があるという、そういう事実を申し上げるに尽きますね。
(問)大臣、総理と大臣の歴史認識の問題に対する考え方というか、先の戦争に対する姿勢というのは、少し違いもあったと思うのですが、その辺は今回署名されたということは、大臣なりに納得できる内容になっていると。
(答)納得しないものに署名などいたしません。
(問)明日、終戦の日ですが、靖国神社に参拝するお考えはありますでしょうか。
(答)その予定はございません。毎年、折りを見て地元の護国神社に参拝する。今年は、今日の閣議の関係で行けておりませんが、折を見て地元の護国神社には参拝したいと思っております。

(以上)