有村内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成27年7月3日

(平成27年7月3日(金) 8:40~8:43  於:官邸3階エントランスホール)

1.発言要旨


 おはようございます。よろしくお願いいたします。
 私の方から特段御報告させていただくことはございません。御質問があれば心してお受けいたします。

2.質疑応答

(問)毎日新聞の山田です。今日の毎日新聞の1面で報じているところなのですけれども、母乳をネット販売で通販しているという、かなり横行しているという情報があるのですけれども、子育てを応援していく立場の大臣として、その件について、お考えをお伺いしたいと思います。
(答)私自身も母乳で子供を育てましたし、粉ミルクにもお世話になって子育てをした経験も踏まえて、産まれたばかりの命が唯一命を生き長らえさせていく栄養源として取るのが母乳だったり粉ミルクだったりするわけですから、そういう意味では、その安全確保に最善を期すというのは、御家庭でも地域でも、国を挙げてもやっていかなければいけないことということで、当然関心を持って記事を拝見いたしております。
(問)(毎日新聞・山田記者)基本的には厚生労働省の担当になるかと思うのですけれども、内閣府、内閣全体としても、一部の母親が母乳でなければならないというような圧力を感じているというようなこともありまして、啓発の仕方というのが国としても大事かなと思いますが、どのような啓発をしていくのが大事でしょうか。
 育児のあり方、母乳でなければならないとかいう偏った考えがあるのを、誤解を解くように、どのようにすればいいでしょうか。
(答)基本的に、母乳に多くの栄養が、また、子供の生命を維持していく上での、健康を守っていく上での大きな栄養があるというのは、その成分からも、専門家からも指摘のあるところですから、母乳育児をやりたいという方々に対して、例えば授乳室、安全に、また清潔に保たれることには、一生懸命支援していかなければいけないと思います。
 ただ、母乳も出ない方もいらっしゃるので、その方々に、粉ミルクを安全に、衛生にできるように、お湯をサービスで出していただける、あるいは清潔に粉ミルクを作れる状況をみんなで応援していくことも極めて大切なことだと思っています。
(問)すみません、共同通信の工藤です。おはようございます。来年のサミットの関係なのですけれども、閣僚会合の開催地というのは決まったりしましたか。
(答)それにつきましては、官房長官が後ほど御報告されると思います。

(以上)